NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

産経vs他紙

翁に曰く、 大ぜいが異口同音にいうことなら信じなくてもいいことだ。 ── 山本夏彦(『何用あって月世界へ』)「特定秘密保護法案」新聞各紙が反対キャンペーンを繰り広げる中、孤軍奮闘の産経新聞。 産経vs他紙 「【産経抄】本当に少数派? 11月28日」…

「うん、こまったよ。や、おはよう」

「アラームが鳴る数分前に目覚めるという現象の理由」(lifehacker) → http://www.lifehacker.jp/2013/11/131128alarm.html 大きな音が鳴るものから、心地良いサウンドが流れるものまで、目覚まし時計にはさまざまな種類があります。でも、何も使わずに時間…

おとなの人というものは、そんなものです。

雪、雪。 おとなというものは、数字がすきです。新しくできた友だちの話をするとき、おとなの人は、かんじんかなめのことはききません。〈どんな声の人?〉とか、〈どんな遊びが好き?〉とか、〈チョウの採集をする人?〉とかいうようなことは、てんできかず…

「我等ノ条件ハ左ノ如シ」

雪が...。 「ポツダム宣言受諾は無条件降伏? 衆院文科委で論争」(産経新聞) → http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131127/plc13112719230014-n1.htm 先の大戦で日本は「無条件降伏」したのか、それとも「条件付き降伏」だったのか-。衆院文部科学委…

輿論を強ひる新聞

新聞はあくまで事実の報道という形で、国民を一定の方向に追いやることができますが、さらにその限度を超えて、最初から「世論はこうだ、こうだ」と国民の頭上におっかぶせていくとなると問題です。ことに一般の国民は難解拙劣な政治記事を読まずに、見出し…

憂国忌

一寸ばかり芸術的な、一寸ばかり良心的な。・・・要するに、一寸ばかり、といふことは何てけがらはしいんだ。 ── 三島由紀夫(『鏡子の家』)今日は憂国忌。 「福岡でも憂国忌 三島由紀夫追悼 筥崎宮に300人」(産経新聞) → http://sankei.jp.msn.com/regio…

ぼのぼの

ぼのたちが深い。 → https://twitter.com/bonotweet 我慢ばかりしながら生きているとな、我慢することで物事を解決したくなるもんだよ。(スナドリネコ) 世の中はな『なる』も『ならねえ』もねえんだ。『なった』だけなんだ。だからジタバタすんな、たかが…

一日一言「天地の力」

十一月二十三日 天地の力 今日は新嘗祭(天皇が新米を天地の神に供え、自らもこれを食する祭事。今は勤労感謝の日となっている)で、新しくとれた米を神に捧げ、感謝する日である。われわれは、毎日三度いただく食事を当然のように考えて、米の一粒のうちに…

Alaways look on the bright side of life

どんな時も、人生の明るい方を見ていこう。 口笛でも吹いて。 " Alaways look on the bright side of life... " ── Monty Python's Life of Brian 「モンティ・パイソン再結成発表、来年7月に公演」(CNN.co.jp) → http://www.cnn.co.jp/showbiz/35040332.…

一日一言「同じ谷川の水」

十一月二十一日 同じ谷川の水 今日は一休(室町中期の臨済宗の僧。詩や書画に秀でていた)を偲ぶ日で、彼は文明十三年(西暦一四八一年)の今日、八十八歳でこの世を去った。 雨あられ雪や氷とへだつれど落つれば同じ谷の水 大水のさきに流るゝ橡殻(とちか…

「朝鮮人はえらいよ」

伊藤博文は、新渡戸稲造に言います。 「君朝鮮人はえらいよ、この国の歴史を見ても、その進歩したことは日本より遥以上であつた時代もある。この民族にしてこれしきの国を自ら経営出来ない理由はない。才能においては決してお互に劣ることはないのだ。然るに…

『粒子と波動の二重性』と『死後の世界』

「死後の世界は存在する!? 量子物理学者が導き出したひとつの結論に世界が注目!」(Pouch) → http://youpouch.com/2013/11/18/142880/ この世にあるものはすべて、人間が意識し、決定してきたものである。こんなふうに言いきってしまうのは、少々乱暴でし…

一日一言「正しい判断」

十一月十八日 正しい判断 物事をするときに正しい判断ができないのは、自分の損得を考えるからである。ちょうど物を見るとき光の前に立って、自分の影で暗くするようなもの。自分の利益のみを考えずに物事を行えば、たいがいのことにはまどわない。 我れとわ…

『帯』

久しぶりの日曜休み。 いざ休みになると混でそうでどこにも行く気にならない。いつも本屋。 特に周五郎ファンという訳でもないけれど、『帯』が良い。 山本周五郎長篇小説全集 第一巻 樅ノ木は残った(上) 胸を張れ、誇り高く生きよ! 「本当の強さとは、何な…

Repair

クルマのドアハンドル、リペア中。 ブラックからシルバーに変えてみたけれど、社外品はイマイチ作りが悪くガタが出てきてドアが開いたり開かなかったり。 ドイツ製の純正品ブラックから、キーシリンダー諸々中身を移植。 完成~。もっと早くやれば良かった。…

『竜馬がゆく』

「一生なんざ、機会(しお)できまるもんでさ」 ── 司馬遼太郎(『竜馬がゆく』) 「龍馬の178回目の誕生日を祝う」(NHKニュース) → http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131115/k10013087741000.html 幕末に活躍した坂本龍馬の誕生日と命日に当たる15…

道徳に就いて

古人に曰く、「情けは人の為ならず」と。 風呂のお湯を、手で自分の方へかき寄せれば、みんな向こうの方へ流れていく。逆に向こうの方へ押してみると、こっちに流れてくる。これが世の道理である。(これは、「自分のことだけ考えて、幸せを手に入れようとし…

過去最大規模の援助隊派遣へ

産経新聞社説より。 「【主張】フィリピン台風 『友人』支援の先頭に立て」(産経新聞) → http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131112/dst13111203410002-n1.htm 猛烈な台風30号の直撃を受けたフィリピンでは、中部のレイテ島を中心に950万人が被災…

一日一言「『義』と『恩』」

十一月十二日 「義」と「恩」 生きることを考えないことが勇気がある者と思うのは、生きることも勇気もわかっていないからである。生きるということは重いものと思わなければならない。しかし、生きることより大切なことは、義と恩である。義を尽くすことや…

「時間薬理学とコーヒー」

「あなたもたぶん間違えてる…科学的にコーヒーが一番効く時間帯」(ギズモード・ジャパン) → http://www.gizmodo.jp/2013/11/post_13453.html コーヒーが一番効くのって本当は何時なんだろうな…って考えたことないですか? 午後は好ましくない、特に寝付き…

私は、もう、ねむい。

小説を読むなら、勉強して、偉くなつてから、読まなければダメですよ。陸軍大将になつても、偉くはない。総理大臣になつても、偉くはないさ。偉くなるといふことは、人間になるといふことだ。人形や豚ではないといふことです。 小説はもともと毒のあるもので…

【パンク修理始めました】

明日から荒れるそうなので仕事後にスタッドレスへタイヤ交換。 と思ったら1本はパンク、もう1本はネジが刺さってる。(>_ やむを得ない。暗い中、パンク修理。 ついでだからもう1本もネジ抜いてこっちもパンク修理。1日に2本もパンク修理。 タイヤ屋さんじゃ…

“本当の事”

久しぶりにテレビで曽野綾子さんを見た。 「『成熟とは何か』裏・金スマブログ」(TBS) http://tbs-blog.com/urakinsma/25713/ 歯に衣着せぬ言動は未だ健在。 建前やきれい事ではなく、“本当の事”を語っているだけなのだけれど。例えば、6日の産経新聞『透…

『数学を使わない数学の講義』

仕事帰りに本屋。 小室直樹著『数学を使わない数学の講義』を購入。 数学、経済学、社会学、法律学、心理学、宗教学、政治学・・・、あらゆる学問を修め、それらを縦横無尽に駆使する碩学の社会科学者、小室直樹博士が一般向けに著した初期の名著『超常識の方法…

『東大生はバカばかり!』

備忘録。 11月3日のフジテレビ『全力教室 ──「東大生はバカばかり!」茂木健一郎 vs 現役東大生』より、茂木さんのことば。 QSの世界大学ランキング 1位 MITマサチューセッツ工科大学(アメリカ) 2位 ハーバード大学(アメリカ) 3位 ケンブリッジ大学(イ…

「出来ない昔には戻れない」

「『温暖化対策のため原発推進を』 著名科学者が連名で訴え」(CNN.co.jp) → http://www.cnn.co.jp/world/35039401.html 気候変動を専門とする著名研究者4人が3日、地球温暖化を食い止めるため、より安全な原子力発電システムの開発を推進するよう、世界…

“神の論理”

──数学は神の教え(神の論理)である。── なんて言えば、仰天することであろう。 だが、“歴史の神秘”を見抜けば理解できるに違いない。 数学が成長して諸科学の根本になれたのは、ギリシャ形式論理学と結合したからである。 が、形式論理学の堅苦しさは、人…

「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日

『文化の日』 「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日。 らしい。 ではその愛すべき「自由」と「平和」、とは何か。 そのすすめるべき「文化」とは、何か。 福田恆存、かく語りき。(『日本への遺言―福田恒存語録』より抜粋) 自由とは、 【自由】 自由といふ…

秋の芳香剤

きついクルマの芳香剤が苦手。 具合悪くなる。。。 ぼくは、アンチ化学物質の天然モノ信者ではないけれど。 巷では柔軟剤の匂いやファブリーズの類まで問題になっていますが、、、 「実はスメハラ?『香る柔軟剤』による深刻な健康被害にご注意」(Ameba New…

『花を持たせる』

コラムというものは昨日おこった事件を今日扱うものだと思っている読者がある。私は昨日おこった事件と十年前百年前おこった事件を区別しない。ジャーナリストは相違点をさがすが、私は相似点をさがす。 ── 山本夏彦(『冷暖房ナシ』) 道新コラム『卓上四季…