NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

私はたゞ、私自身として、生きたいだけだ。

多忙につき、安吾。 元より人間は思ひ通りに生活できるものではない。愛する人には愛されず、欲する物は我が手に入らず、手の中の玉は逃げだし、希望の多くは仇夢(あだゆめ)で、人間の現実は概ねかくの如き卑小きはまるものである。けれども、ともかく、希…

他人を解放せよ。

こころすべきは、ゆめゆめ他人の精神を自分の限界のなかに閉ぢこめてしまはないことだ。他人を解放せよ。そしてぼく自身をきみたちの眼から解放してくれたまへ。 ── 福田恒存(『否定の精神)福田恆存評論集〈第16巻〉否定の精神作者: 福田恆存出版社/メーカ…

『朝日新聞「素粒子」にもの申す』

「【戦後70年】朝日新聞『素粒子』にもの申す 特攻隊とテロ同一視に怒り」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/150129/clm1501290008-n1.html 今月13日付朝日新聞の夕刊コラム「素粒子」に「少女に爆発物を巻き付けて自爆を強いる過激派の…

-8℃

寒い、寒い。

そんなに日本は忌むべき国ですか。

「【浪速風】朝日のコラムはまた日本を貶めるのか(1月27日)」(産経新聞) → http://www.sankei.com/west/news/150127/wst1501270036-n1.html 夕刊コラムを担当していると、他紙が気になるので真っ先に読む。毎日新聞の「近事片々」、読売新聞の「よみ…

勇敢な人生を送るために

「勇敢な人生を送るために大胆な人が行う6つのこと」(ライフハッカー[日本版]) → http://www.lifehacker.jp/2015/01/150126_courage.html もっと勇敢な人生を送りたいのなら、自分の将来に関してホラー映画のように恐ろしい想像を巡らすのをすぐにやめる…

私は、もう、ねむい。

あつちへ行つてくれ。 小説を読むなら、勉強して、偉くなつてから、読まなければダメですよ。陸軍大将になつても、偉くはない。総理大臣になつても、偉くはないさ。偉くなるといふことは、人間になるといふことだ。人形や豚ではないといふことです。 小説は…

新刊を数冊

仕事帰りに新刊を数冊。 【新装版】山本七平の旧約聖書物語 〈上〉作者: 山本七平出版社/メーカー: ビジネス社発売日: 2015/01/06メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る 旧約聖書のもつ不思議な力に迫る為、イスラエル史枠組み…

無粋な輩

多忙! 老いも若きも、男も女も。楽をするため、大きく見せるため、格好つけるため。 自分のことしか考えない無粋な輩が多すぎる! フリードリヒ・フォン・シラーに曰く、、、 勇敢なる男は、自分自身のことは最後に考えるものである。 noblesse oblige! 『2…

一日一言「熊沢蕃山の遺訓(1)」

一月二十二日 熊沢蕃山の遺訓(1) 人が自分をほめることを聞くと、小さなことでも喜んでしまい、自分を非難する言葉を聞くと、それが事実であれば驚き、事実でなければ怒る。自分の犯した過ちを改めることができないと、人は皆その人柄を知って、心が曲が…

日本では常識のサービスに感動する中国人

「【視線】日本では常識のサービスに感動する中国人 『百聞は一見にしかず』で反日教育のギャップ解消だ」(産経新聞) → http://www.sankei.com/world/news/150119/wor1501190017-n1.html 訪日観光から帰国した中国人がブログや中国版ツイッター微博(ウェ…

一億総幼児化

「【産経抄】一億総幼児化 1月20日」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/150120/clm1501200004-n1.html 昭和31年11月の早慶戦の最中だった。神宮球場の一塁側早大応援団のどまんなかで、一人の男が慶大の旗を振って、早大応援団ともめ…

『首を傾げる大学』

『産経抄』より。「【産経抄】首を傾げる大学 1月19日」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/150119/clm1501190004-n1.html 大学入試センター試験が、きのう終わった。いよいよ受験シーズンの本番を迎える。毎年この時期、メディアでは東京…

多忙

多忙につき、寝る! 明日のために今日も寝る、明後日のために明日も眠る、今に見とれよおいどんは..... ── 大山昇太(『男おいどん』)松本零士 未来へ翔び立つ名言集~ヤマト・999の言葉たち作者: 松本零士,橋富政彦出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2010/…

行け鉄人!

「【阪神大震災20年】『かけがえのない命、そして人のぬくもりの大切さを忘れません』小学生の決意 ひょうご安全の日宣言発表」(産経新聞) → http://www.sankei.com/west/news/150117/wst1501170079-n1.html 兵庫県などでつくる「ひょうご安全の日推進県…

確実な人生なんてない。

「おだやかな人生なんて、あるわけがないですよ」スナフキンが、ワクワクしながらいいました。 ── スナフキン(『ムーミン谷の夏まつり』) 「確実な人生なんてない。不確実な将来を楽しむことにした7つの理由」(ライフハッカー[日本版]) → http://www.l…

一日一言「人生の目的」

一月十五日 人生の目的 人がこの世に生まれてきた大きな目的は、人のために尽くすことにある。自己の名声や利益のためだけではないのであって、生まれてから死に至るまで、自分の周囲の人が少しでもよくなれば、それで生まれてきた甲斐があったというもので…

『おじいちゃん戦争のことを教えて』

一昨日の産経抄より。 「【産経抄】戦争のこと教えて 1月12日」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/150112/clm1501120004-n1.html アサヒ10・4%、キリン59・7%。これは昭和61年のビールのシェアである。当時アサヒビールの営業…

歯医者の日

2ヶ月振りの歯医者の日。 忘れた頃にやって来る、寺田寅彦。 話は変わるが、歯は「よわい」と読んで年齢を意味する。アラビア語でも sinn というのは歯を意味しまた年齢をも意味する。「シ」と「シン」と音の似ているのも妙である。とにかく歯は各個人にとっ…

君自身の純潔を愛したまへ

青年に愬(うった)える。 先日新聞紙の報ずるところによれば浅草の本願寺だかで浮浪者の救護に挺身し、窮民達の敬愛を一身にあつめてその救護所の所長におされてゐた某医大の学生が発疹チフスのため殉職したそうである。又、引揚同胞の救護に挺身してゐる一…

真のイスラム教徒

「【朗報】フランスのテロ事件の最中に市民救出に奔走していたイスラム教徒がいたことが判明」(秒刊SUNDAY) → http://www.yukawanet.com/archives/4808360.html 2015年1月7日に発生したフランス紙襲撃テロ事件は世界を震撼させた。ムハンマドを風刺する漫…

大阪の反逆

私は非常な人生浪費者だ。私の浪費癖は、もういまではゴシップになっているが、しかし私の浪費はただ物質だけでなく、私の人生、私の生命まで浪費している。この浪費の上に私の文学が成り立っている――というこの事情も、はじめは私の任意の一点であったのだ…

火付盗賊改

今夜は鬼平! 『赤と黒のゲキジョー「鬼平犯科帳スペシャル 密告」』 http://www.fujitv.co.jp/b_hp/onihei/ 『鬼平犯科帳 (中村吉右衛門) - Wikipedia』 http://ja.wikipedia.org/wiki/鬼平犯科帳_(中村吉右衛門) 『鬼平犯科帳 - Wikipedia』 http://ja.wik…

SNOW ATTACK

「【ビデオ】雪が降り積もったニュルブルクリンク北コースを、フォーミュラカーで走る!」(Autoblog 日本版) → http://jp.autoblog.com/2015/01/08/formula-bmw-nurburgring-nordschleife-snow-video/ ニュルブルクリンク北コースと言えば、あの伝説の名ド…

吹雪物語

「強い風雪、北海道内あすまで警戒 JRは244本運休」(北海道新聞) → http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/584411.html 「吹雪の北海道内、高速道の一部通行止め 置戸ではバス横転2人けが」(北海道新聞) → http://www.hokkaido-np.co.jp/news/d…

こころよからぬものは...

自戒のことば こころよからぬものは── ことばの多き、口のはやき さしで口 手がら話 へらず口 唐(から)ことばを好みてつかふ おのが意地をはりとほす もの知り顔のはなし この事すまぬうちにかの事いふ くれてのち其の事人にかたる 返すといひて返さぬ に…

“芽”でたい

産経抄より。「【産経抄】めでたい人 1月5日」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/150105/clm1501050003-n1.html 作家の幸田文に「たねを播(ま)く」と題した随筆作品がある。森林を見て歩くのがなにより好きという、老人から聞いた話を書…

『花燃ゆ』

思想とは本来、人間が考えだした最大の虚構──大うそ──であろう。松陰は思想家であった。かれはかれ自身の頭から、蚕が糸をはきだすように日本国家論という奇妙な虚構をつくりだし、その虚構を理論化し、それを結晶体のようにきらきらと完成させ、かれ自身も…

人生に行き詰まりを感じたら

「人生に行き詰まりを感じたら 毎朝、声に出して読みたい金言≪留魂録 吉田松陰≫」(PRESIDENT Online) → http://president.jp/articles/-/14206 → http://president.jp/articles/-/14208 幕末の英雄たちに大きな影響を与え、30歳の若さで散った吉田松陰。彼…

単調な日々を変えたかったら

「単調な日々を変えたかったら【1】毎朝、声に出して読みたい金言≪哲人の言葉≫」(PRESIDENT Online) → http://president.jp/articles/-/14201 単に部屋の中で思索にふけるのではなく、外に出て自ら行動を起こすことで人間関係を深く洞察してきた哲人の言葉…