NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

一日一言「光陰矢の如し」

九月三十日 光陰矢の如し 月日のたちのは早いもので、昨日まで青々していた田んぼも、今日ではすっかり色が変わり山の木の葉も風で散り、まさに秋の景色となった。それにつけても、世は常ならず、この世の流れはさておいても、自分の周りの人々のことでも、…

一日一言「倹約」

九月二十九日 倹約 気を長く心をおだやかに持って、すべて倹約につとめ、金をたくわえることである。倹約は不自由なことに耐えることである。この世に客として来たと思えば、何も苦しいことはない。朝夕の食事がうまくなくても、おいしいとほめて食べること…

「生き延びる力」を養うために

野口さん続き。 「【野口健の直球&曲球】『生き延びる力』を養うために」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/180920/clm1809200005-n1.html 度重なる豪雨災害に対し「異常気象」という言葉をよく耳にするが、僕の記憶を遡(さかのぼ)ってい…

野口健、北海道旅行=「不謹慎」に反論

「野口健、北海道旅行=『不謹慎』に反論 『全くもって現地の状況を理解していない』」(J-CAST) → https://www.j-cast.com/2018/09/20339099.html 北海道で最大震度7を記録した地震の影響をめぐる風評被害に物申す動きが広がっている。 アルピニストの野口…

八雲忌

日本人ほど、おたがい同志楽しく生きていく秘訣を徹底的にこころえている国民は、よその文明人のなかにもちょっとあるまい。人間の楽しさは、当然自分の周囲の人たちのしあわせにあるのだから、それにはおのれを虚しくして、なにごとも辛抱我慢すること、こ…

十六夜

『投石事件』「今晩もぶら下げっていやがる」 石を投げつけるカチン! 「あ痛た 待て!――」 お月様は地に飛び下りて追っかけてきた ぼくは 逃げた 垣を越え 花畠を横切り 小川をとび 一生懸命に逃げた 踏切をいま抜けようとする前をヒューと急行列車がうなり…

一日一言「天を相手にせよ」

九月二十四日 天を相手にせよ 明治十年(西暦一八七七年)の今日、西郷南州翁が城山で戦死した。西郷(隆盛)は「敬天愛人」を貫いたが、それは次の言葉から生まれた。 道は天地自然の道にして、人は之を行ふものなり、故に天を敬するを以て目的となす。天は…

戊辰百五十周年

「会津戦争終結の日 会津若松市 記念式典で宣言」(福島民報) → http://www.minpo.jp/news/detail/2018092355645 百五十年前の会津戦争で鶴ケ城が開城し、県内での戊辰戦争が事実上終結した二十二日、会津若松市の會津風雅堂で市戊辰百五十周年記念式典が行…

一日一言「自分の心と勝負する」

九月二十二日 自分の心と勝負する 自分の行っていることを世間の劣っているものと比べるから、それほど悪いとは思わないが、神や聖人と比較するまではいかなくても、自分の心に照らして、まだまだ上があることを知ると、いっそうの努力が必要となる。 人は善…

銀河を包む透明な意志

……われらに要るものは銀河を包む透明な意志 巨きな力と熱である…… われらの前途は輝きながら嶮峻(けんしゅん)である嶮峻のその度ごとに四次芸術は巨大と深さとを加へる詩人は苦痛をも享楽する永久の未完成これ完成である理解を了へばわれらは斯(かか)る…

一日一言「人間の欲」

九月二十日 人間の欲 権利や義務も、主張することはもっともなことではあるが、言ってみると、これは満たされることを求める学問上の理論にすぎない。欲でつながっている社会では当たり前のことではあるが、せめて、夫婦、親子、親友の間では愛情とまごころ…

病床六尺

子規逝くや 十七日の 月明に ── 高浜虚子 1902年(明治35年)9月19日 正岡子規 没 ○病床六尺、これが我世界である。しかもこの六尺の病床が余には広過ぎるのである。僅(わず)かに手を延ばして畳に触れる事はあるが、蒲団(ふとん)の外へまで足を延ばして…

金沢工業大学写真部の対応に、称賛の声!

「『自衛隊の写真は削除しろ』とクレーム 金沢工業大学写真部の対応に、称賛の声!」(grape) → https://grapee.jp/561623 石川県野々市にメインキャンパスを置く、金沢工業大学。50年以上の歴史を誇る金沢工業大学の写真部では、60人以上の部員が活動…

“Forever Young”

実は、どんなに用意しようと、私たちはやがて目がかすみ、耳が遠くなり、すべての機能が悪くなる。本当の老年の到来を迎えた時、私はたった一つの態度しか思いうかべることができない。それは汚辱にまみれても生きよ、ということである。 「風になぶられるし…

しらふで酔ふ

ぼくは生活をもたぬ、手を汚さぬ。あへて生活を抹殺し、手を洗ひ、口をぬぐふ。ぼくは酒を飲まず、酔ひを知らぬ。が、ぼくはあへてしらふで酔つてみせる。生涯を酔ひとほしてごらんにいれる。酒飲みが酔つてはじめて真実を語るのなら、ぼくはしらふでかれの…

Colin McRae

アクセルでも何でも、ペダルは床まで踏む。 ── Colin McRae2007年9月15日 コリン・マクレー 没 ターマック(舗装路面)でのラリードライバー特有のフェイントモーションを使ったコーナーリングが絶妙。 見せるためではない、早く走るための流れるようなドリ…

反骨心

金さえあれば何でも我意(がい)の如くさというような顔をしている奴には、たてをついて困らしてやるがいい。日本を脊負(せお)って立つような風をする政治家には、民間で大議論を吐いて驚かしてやるがいい。天下の学者は我一人だといわぬばかりのものには…

プロバイオティクスが健康を害する可能性

「プロバイオティクス(機能性細菌食品)は健康を害する可能性もある」(ライフハッカー) → https://www.lifehacker.jp/2018/09/probiotics-can-potentially-hurt-you-it-turns-out.html ドラッグストアにたくさん並んでいるサプリやドリンクは、必ずしも効…

欲訥於言、而敏於行

机の前の、“日めくり論語”。 12日。 「君子は言葉に訥(とつ)にして 行いに敏(びん)ならんと欲す」君子たる者は、口を重くして訥弁でもいいが、実践においては敏速でありたいと思う。言葉の軽い者は訥を志して慎み、実践の遅い者は、敏をもって励ますこと…

「やりたいことをやりましょう」は奴隷の道徳

「日本の道徳教育はお花畑の空想物語? ゼロから学び直す『大人の道徳』」(ダ・ヴィンチニュース) → https://ddnavi.com/review/486685/a/ みなさんは「道徳の教科化」という言葉を耳にしたことがあるだろうか。「道徳」という教科外の活動が、特別の教科…

牛乳は良いのか悪いのか

「牛乳が健康に与える影響について。メリットとデメリットの両方を知る」(LITORA) → https://litora.jp/13575/ 一般的に健康によいと思われている牛乳ですが、正反対の主張も存在します。牛乳は健康によい飲み物だという意見、有害なので飲んではいけない…

『おごそかな渇き』

人間は自分のちからでうちかち難い問題にぶっつかると、つい神に訴えたくなるらしい、――これがあなたの御意志ですかとね、それは自分の無力さや弱さや絶望を、神に転嫁しようとする、人間のこすっからい考えかただ。 ── 山本周五郎(『おごそかな渇き』)山…

内部をむしばむ国民の深い諦め

「【正論】内部をむしばむ国民の深い諦め 評論家・西尾幹二」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/180907/clm1809070004-n1.html ≪深刻さを増す組織の機能麻痺≫ スポーツ界の昨今の組織の機能麻痺(まひ)は日本相撲協会の横綱審議委員会の不…

一日一言「裸で生まれて死んでいく」

九月七日 裸で生まれて死んでいく 地位が高いとか、家柄が良いとか、月給が高いとか、学があるとかいって、世の中の多くの人は自慢する心を持っている。これは自分自身の心にもあり、そうならないためには、自分より地位の低い者には、常に礼儀正しく接する…

北海道地震

停電中

歴史には「進歩」も「必然」もない

「【正論】歴史には『進歩』も『必然』もない 筑波大学大学院教授・古田博司」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/180904/clm1809040008-n1.html 1970年代、フランス人が「大きな物語」が終わった、近代が終わったと騒ぎだした。イギリス…

一日一言「実が入ると稲はうつむく」

九月四日 実が入ると稲はうつむく 人は、自分のしてきたことは立派に見え、自分が経験した苦しみは大きく思うものである。これは他のことを何も知らないためで、他人の仕事をけなす者も、自分が仕事をしたことのない者のくせである。実際に成功した人は自分…

太陽光発電の悪しき制度

「【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】太陽光発電の悪しき制度『49kWの罠』」(産経新聞) → http://www.sankei.com/premium/news/180903/prm1809030007-n1.html 「旧民主党は東日本大震災の原発事故を受けて太陽光発電ありきで走ってしまった。自然再生エネ…

遠慮めさるな

遠慮めさるな 浮世の影を 花と夢見し 人もいる ── 岡倉天心 大正2年(1913)9月2日午前7時 岡倉天心 没 『亜細亜ハ一な里』 http://www.geocities.jp/otutyou/ootu/ibadai/kinenhi/kinenhi.html 『茨城県天心記念五浦美術館』 http://www.tenshin.museum.ibk…

一日一言「恩というもの」

九月一日 恩というもの 良くても悪くても、人間としてこの世に生まれてきたことを思うと、宇宙間の万物をつくった神に感謝せずにはいられない。幼いとき、父母の温かい愛情に育てられたことを思うと、親兄弟に感謝せずにはいられない。現在は学校に行かせて…