NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

一日一言「まずは動機から」

三月三十一日 まずは動機から 物事を手掛けるにあたっては、動機を正しく理解しなければならない。この事業を始めるのは何のためか、名を売って利益を得るためか、世に誇るためか、他人をはずかしめるためか。その動機が正しいものであれば、成功や失敗を考…

「休日のパラドクス」を超えて

パパ、かく語りき。 「いったい何を始めたの、パパは?」「脱皮だ!これまでの締りのない、だらけた生活からのな。」「脱皮!?」「そうだ。私は今まで朝起きると顔を洗って朝食を食べる。昼になると昼ごはんを食べ、昼寝をして夕方になると晩ごはんを食べ、…

安吾、幻の小説『復員』

「川端康成と坂口安吾の埋もれた小説 『新潮』4月号に掲載」(産経新聞) → http://www.sankei.com/life/news/180306/lif1803060027-n1.html 新潮社は6日、かつて新聞で発表された作家、川端康成(1899~1972年)と坂口安吾(06~55年)の短編…

主義という主義より離れよ!

此ノ世ハ何者ゾヤ。ソハ怨恨ト軋轢ノ遍満セル舞台ナリ。不信仰対基督教、「ロマ・カトリック」教対「プロテスタント」教、「ユニテリアン」教対「オルソドックス」(正統信仰)──人類ハ一部分ハ他ノ部分ニ対立シ、一部分中ノ一区分ハ同一部分中ノ他ノ区分ニ…

一日一言「しなくてはならない仕事」

三月二十七日 しなくてはならない仕事 しなくてはならない仕事は、気軽く積極的にすること。何事でも気持ちよく手を動かせば、仕事がはかどって疲労も少ない。仕事がいやだと思えば思うほど神経を痛め、億劫にすればするほど神経を痛める度合いが増すことに…

一日一言「世人みな試験官」

三月二十六日 世人みな試験官 試験と言えば定期的に行われるものだけだと思いがちだが、試験はいつでもどこでも行われている。一日の言動は、みな試験と同じで、点数をつけるものは、世間のすべての人の目と耳である。世の中の人はみな試験官と思え。 世の人…

夕には白骨となれる身なり

朝(あした)には紅顔(こうがん)ありて、夕(ゆうべ)には白骨となれる身なり。 ── 『白骨の御文』朝には元気に出かけても帰りには白骨となっているかもしれないこの身である。 だからこそ、、、。 明応8年(1499年)の今日、浄土真宗中興の祖、蓮如上人が…

いざ友よ、ただ飲まんかな。唄はんかな。

彼の死ほど物欲しさうでない死はない。死ぬことは、彼にはどうでもいいことだつた。すべてはただ生きることに尽されてゐた。彼の生は「死」の影がすこしも隠されてゐない明るさのために、あまりにも激しく死に裏打されてゐた。生きることはただ生きることそ…

杉田玄白は「歯」が悩みだった

「食べることが好きだった杉田玄白は『歯』が悩みだった」(ダイヤモンド・オンライン) → http://diamond.jp/articles/-/163371 『解体新書』の翻訳、『蘭学事始』の著者として知られる杉田玄白。江戸時代にしては卓越した長寿者だった彼は、古希(70歳)を…

「希望という感情は絶望の後にしか現れない」

2賢人は言います。 「絶望から出発せよ」 その人の性格にもよるでしょうが、私は絶望というものがあらゆるものの出発点だと思うのです。人間というのは絶対孤独であって、人と人との間に最終的には架ける橋はないというのが私の人間観です。人間はエゴイステ…

君子和而不同。小人同而不和。

机の前の日めくり論語。 21日。 君子は和して同ぜず 小人(しょうじん)は同じて和せず君子和而不同。小人同而不和。(子曰わく、君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず) 君子こそ同ぜず和するものなれど 和せず同ずる小人のわざ君子は主体性をもち、人び…

永遠の恋愛

永遠の戀愛などといふものはない。が、永遠といふ言葉の意味が問題なのです。分離のない結合が永遠につづくといふ意味では、戀愛は永遠ではありません。さういふ「いちやつき」を戀愛と思ひこんでゐるから、それが永遠でないといつて腹をたてたり、あるいは…

”一人前”の人vs”一流”の人の天と地

「新人社員が読むべき松下幸之助の大金言5 "一人前"の人vs"一流"の人の天と地」(プレジデントオンライン) → http://president.jp/articles/-/24701 まもなく新年度がスタートします。新しい職場や人を迎える前に、自分を見つめ直すことが重要です。そんな…

「平和は人から与えられるものではない。勝ちとるものだ」

「安倍晋三首相 防衛大卒業式訓示全文『平和は人から与えられるものではない。勝ちとるものだ』」(産経新聞) → http://www.sankei.com/politics/news/180318/plt1803180011-n1.html 本日、伝統ある防衛大学校の卒業式にあたり、これからのわが国の防衛の中…

『12人の浮かれる男』

「【産経抄】3月17日」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/180317/clm1803170003-n1.html 17世紀末の米マサチューセッツ州セイラム村で始まった魔女裁判では、19人が処刑され、1人が拷問中に圧死し、5人が獄死したという。集団心理…

一日一言「強いばかりが男ではない」

三月十六日 強いばかりが男ではない 人の言動が荒々しいのを男らしいと思うのは野蛮人の思うことで、心の中に強い意志を持って、外にやさしいのが君子である。根が強い草は花も美しく実も多いが、いたずらに強いことだけを望んで人の気持ちを顧みない者は、…

柿の種

忘れた頃にやってくる寅彦先生。 「棄てた一粒の柿の種 生えるも生えぬも 甘いも渋いも 畑の土のよしあし」 『柿の種』から。 油画をかいてみる。 正直に実物のとおりの各部分の色を、それらの各部分に相当する「各部分」に塗ったのでは、できあがった結果の…

歴史を学ぶことは「人生の武器」になる。

「歴史を学ぶことは『人生の武器』になる。世界と日本を理解すると仕事に効く」(ダ・ヴィンチ ニュース) → https://ddnavi.com/review/441714/a/ 仕事に効く 教養としての「世界史」作者: 出口治明出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2014/02/22メディア: 単…

チャーチルを「名宰相」たらしめた究極の選択

「チャーチルを『名宰相』たらしめた究極の選択 アカデミー賞受賞作でも描かれた緊迫の1日」(東洋経済オンライン) → http://toyokeizai.net/articles/-/211598 平時には「イギリスの災難」とまで言われて忌み嫌われた政治家、ウィンストン・チャーチル。戦…

先に逝った仲間の分まで戦う「登山家の生き方」

「【野口健の直球&曲球】先に逝った仲間の分まで戦う『登山家の生き方』」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/180308/clm1803080003-n1.html 山で仲間を失うたびに山が怖くなる。しばらく山から離れようとしたこともある。しかし、春になる…

pray for japan

『2011年03月12日(Sat) pray for japan』 http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20110312 「【prayforjapan】世界から届いた日本への祈り」(NAVER まとめ) → http://matome.naver.jp/odai/2129985372846288901

見えぬものでもあるんだよ。

青いお空のそこふかく、 海の小石のそのように、 夜がくるまでしずんでる、 昼のお星はめにみえぬ。 見えぬけれどもあるんだよ、 見えぬものでもあるんだよ。 ちってすがれたたんぽぽの、 かわらのすきに、だァまって、 春のくるまでかくれてる、 つよいその…

生者と死霊の遭遇が意味すること

「『私は死んだのですか?』東北被災地で幽霊が出現した意味 生者と死霊の遭遇が意味すること」(現代ビジネス) → http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54664 私たちは数多くの“死霊”と出会ってきた これから私は「幽霊」の話をするつもりである。震災後に…

“人間通”

人間は最終的にとことんのところ何を欲しているのか。それは世に理解されることであり世に認められることである。理解され認められれば、その心ゆたかな自覚を梃子(てこ)として、誰もが勇躍して励む。それによって社会の活力が増進し誰もがその恵みにあず…

松下幸之助 100年の教え

「松下幸之助、100年の教え『人間、偉大なり』 江口 克彦」(nippon.com) → https://www.nippon.com/ja/column/g00512/ 2018年3月に創業100年を迎えるパナソニック。その創業者、松下幸之助の教えは経営哲学にとどまらず、人間の生き方にも及ぶ。同氏の元で…

自分で方法を見つけて世界へ飛び出せ!

「【産経抄】海外で仕事がしたかったら、自分で方法を見つけて飛び出せ 3月6日」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/180306/clm1803060003-n1.html 千葉県の網元の家に生まれ、明治の終わりに渡米した早川雪洲(せっしゅう)は、日本人国際…

知之爲知之、不知爲不知

机の前の日めくり論語。5日。 之(これ)を知るを之を知ると為し 知らざるを知らずと為す 是(こ)れ知るなり知之爲知之、不知爲不知。是知也。 ── 為政第二 知らざるは知らざるとなして知ることは知るとなすこそ真に知るなれ知っていることは知っていると言…

読書時間「ゼロ」 豊かな言葉と教養を失う

「【主張】読書時間『ゼロ』 豊かな言葉と教養を失う」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/180304/clm1803040002-n1.html 1日の読書時間が「ゼロ」の大学生は、5割超に上る。最高学府の名に値するのだろうか。 知識と教養を高めるべき学生…

一日一言「幼児の心」

三月三日 幼児の心 子供達のひな祭りの様子を見ていると、幼児の優しいここには学びたいものがある。大人も幼児のような心を失ってはならず、幼い子のような透明な心は、見習うべきものである。 <明治天皇御製> 思ふこと繕ふこともまだ知らぬをさな心のう…

一日一言「慈眼慈心」

三月二日 慈眼慈心 身分の高い低いを問わず、どんな人でもその心の内を察すると、かわいそうと思うことがある。自分の才能や家柄、地位、財産を得意になっている人も流行の女性歌手も、人の車に乗る旦那も、またその車を引く人も、みんなそれぞれ身の上を問…