NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

一日一言「気が大切」

四月三十日 気が大切 事を成そうと思ったなら全力でこれを成し遂げなれけばならない。小さな事でも真心を込めなければ、しまいには失敗に終わる。十分のものに十二分の力を入れれば、その仕事は成し遂げられなくても必ずその効果は表れるもので、全力を傾注…

昭和の日

「日本の昭和の半世紀というものは、変化のすさまじさという点で、人類史上、どの人類も経験しなかったものではないか」 ── 司馬遼太郎(『街道をゆく』) 昭和の日。 「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」日。 「【…

一日一言「我も罪人」

四月二十八日 我も罪人 新聞にも書かれず、警察署にも呼び出されたことがないから、自分は悪い人間ではないと思うのは、自分をあまりにも誇大評価するものである。悪い評判が立ち、罪の疑いをかけられても善人はいる。人にほめられる悪人もこの世には少なく…

『素直な心になるために』

素直な心の内容10条 1. 私心にとらわれない 素直な心というものは、私利私欲にとらわれることのない心、私心にとらわれることのない心である。2. 耳を傾ける 素直な心というものは、だれに対しても何事に対しても、謙虚に耳を傾ける心である。3. 寛容 素直な…

「近代の理念や普遍知信仰は崩れた」

「【正論】近代の理念や普遍知信仰は崩れた 不合理なものは変えていこう 筑波大学大学院教授・古田博司」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/180426/clm1804260006-n1.html ≪「歴史の必然」は間違いだった≫ 現代から見ると、近代という時代に…

一日一言「徳川家宣公遺訓」

四月二十五日 徳川家宣公遺訓 寛文二年(西暦一六六二年)の今日、徳川家宣が生まれた。 一、心に愁なき時は悔なし。愁ある時は悔多し。 一、心に自慢ある時は人の善を知らず。自慢なき時は人の善を知る。 一、心に迷いある時は人を咎む。惑なき時は咎むる事…

「子母澤寛 無頼三代 蝦夷の夢」

健康診断の空き時間で『道立文学館』。 新選組オタク、佐幕派には外せない子母澤寛の特別展。 道内出身で高校の先輩でもある。 子供ながらに背伸びして読んだ『新選組始末記』を始めとする新選組三部作や勝小吉・海舟親子を描いた『親子鷹』。 『座頭市』の…

一日一言「施した恩は忘れよ」

四月二十三日 施した恩は忘れよ 恩を人に施したと思っているから、彼は恩知らずだと腹が立つこともあるのだ。だが、恩は自分が受けるもので与えるものではない。だからこそ、自分が受けた恩は決して忘れてはならないし、施したと思うのは、決して恩ではない…

愉快の少ないところにおってあくまで喧嘩をしてみたい。

漱石先生に曰く、 自分の立脚地からいうと感じのいい愉快の多いところへ行くよりも、感じのわるい、愉快の少ないところにおってあくまで喧嘩をしてみたい。これは決してやせ我慢じゃない。それでなくては生き甲斐のないような心持ちがする。何のために世の中…

一日一言「学問の心得」

四月二十一日 学問の心得 人を欺くために学問すべからざる事 人と争ふために学問すべからざる事 人を誹(そし)るために学問すべからざる事 人の邪魔をするために学問すべからざる事 己が自慢するために学問すべからざる事 名を売るために学問すまじき事 利…

「神秘」が再び蔓延する社会で

「麻原彰晃の魂は『転生』して生き残るのか 『神秘』が再び蔓延する社会で 島田裕巳」(現代ビジネス) → http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55261 再び露出する「ヨガ」「瞑想」 俳優でお笑いタレントだった片岡鶴太郎氏は、現在では、画家としての方が…

一日一言「持ちつ持たれつ」

四月十九日 持ちつ持たれつ この世の中は、すべての人々が働いていて維持されている。老いも若きも男も女もそれぞれの本分を尽くしているからこそ、世の中はうまく稼働している。それぞれの務めには上下や、貴いものや卑しいものがあっても、人間は持ちつも…

俺たちに足りないのは「男の修行」だ!

「ジェフの勝手にカルチャー論 Vol.60 『山本 五十六』」(TABI LABO) → https://tabi-labo.com/287490/journey-culture-60-yamamotoisoroku 山本 五十六(やまもと いそろく)は、日本の海軍軍人。第26、27代連合艦隊司令長官。最終階級は元帥海軍大将。日…

知の巨人

この人は本当に才能がある人だと思わせる人はきわめて少ない。時々、ハッとさせるような才能のひらめきを見せる人はいるが、その前後に書かれたものなどを見てみると失望させられることが多い。一時の思いつきなのか、本当の才能なのか、一見して区別するこ…

“SELF HELP”

ミル曰く、「一国の貴(とうと)まるところの位価(いか)は、その人民の貴まるものの、合併したる位価なり」 ディズレーリ曰く、「世人つねに法度(ほうど)を信ずることは、分外(ぶんがい)に多く、人民を信ずることは、分外に少なきことなり」 ── サミュ…

『餅のタタリ』『朝御飯』『注文の多い料理店』

「『オトナの短篇シリーズ03「食」』――『注文の多い料理店』のシェフは、どんな料理を作るつもりだったのか?」(GetNaviWEB) → https://getnavi.jp/book/248890/ グルメ漫画にすこし飽きたら、口直しに「グルメ文学」はいかがでしょうか。 グルメ文学アン…

動けば雷電の如く発すれば風雨の如し

動けば雷電の如く発すれば風雨の如し、衆目駭然、敢て正視する者なし。 ── 伊藤博文(『高杉東行晋作顕彰碑』)慶応3年(1867)4月14日 高杉晋作 没 「東行忌(山口県)」(日テレ NEWS24) → http://www.news24.jp/nnn/news87010353.html 14日は、幕末の志士…

「努力は報われる? 報われない?」

「『努力は報われる? 報われない?』 不毛な論争にキッパリ終止符を打つ!」(ダ・ヴィンチニュース) → https://ddnavi.com/review/449173/a/ 「努力したら負け」 表紙に大きく書かれたキャッチコピーに思わず食いついてしまった。努力がなにより嫌いな私…

一日一言「他人の批評は慎むべき」

四月十二日 他人の批評は慎むべき 他人の批評は慎むべきである。特に自分の憶測でものを判断してはだめである。そのことを、自分の胸にとどめておくだけならまだしも、軽々しく口外することは、水道に毒を流すようなものだ。 世の中に虎狼は何ならず 人の口…

『青の時代』

「【産経抄】4月11日」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/180411/clm1804110003-n1.html 作家の三島由紀夫は、昭和22年に大蔵省(現財務省)に入省するものの、創作に専念するためわずか8カ月で辞める。強く引き留めたのが、後に「大…

明治の精神的苛烈さは廃れたか

「【正論】明治の精神的苛烈さは廃れたか 文芸批評家、都留文科大学教授・新保祐司」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/180406/clm1804060004-n1.html ≪維新150年に欠落した視点≫ 今年は、明治維新150年の記念すべき年である。明治の…

私はたゞ、私自身として、生きたいだけだ。

神よ。わが青春を愛する心の死に至るまで衰へざらんことを。 元より人間は思ひ通りに生活できるものではない。愛する人には愛されず、欲する物は我が手に入らず、手の中の玉は逃げだし、希望の多くは仇夢(あだゆめ)で、人間の現実は概ねかくの如き卑小きは…

一日一言「ブッダの徳」

まだ降る...。 四月八日 ブッダの徳 今日は仏の功徳を偲ぶ日であるが、釈迦が人のために自分を投げうって尽くした大恩は、いまさらながら大いに感謝すべきである。たとえ宗教は違っても、聖人が我々を導くためにした大きな事業は、歴史から消えることはなく…

グレートトラバース3(九州南部9座)

今晩19時30分から。 「グレートトラバース3 日本三百名山全山人力踏破(1)九州南部9座をめぐる」(NHK) → http://www4.nhk.or.jp/greattraverse/x/2018-04-07/10/20946/2680173/ あの男が帰ってくる!日本百名山、二百名山完全人力踏破を成し遂げたプロア…

Walden Pond

「『森の生活』の聖地ウォールデン湖、汚染と温暖化で悲惨な状態」(AFPBB News) → http://www.afpbb.com/articles/-/3170297 【4月6日 AFP】19世紀中ごろ、米作家ヘンリー・デイビッド・ソロー(Henry David Thoreau)は自然とつながるためにウォールデン…

石田三成はなぜ「忖度」できなかったか

「【本郷和人の日本史ナナメ読み】歴史的人物と性格(上)石田三成はなぜ『忖度』できなかったか」(産経新聞) → http://www.sankei.com/life/news/180405/lif1804050012-n1.html ぼくは「疑問をもつ」ことを大事にしています。それも、取って付けたような…

いつかできることはすべて、今日でもできる。

「いつかできることはすべて、今日でもできる。(10の名言)」(TABI LABO) → https://tabi-labo.com/287409/awake-10haru 4月。 外に出ると、“はじまり”を感じさせる匂いに包まれます。少し緊張していて、不安で、わくわくしている。 新しい生活、新しい会…

春近し

「春告げる『逆さ樽前山』 支笏湖に水鏡」(北海道新聞) → https://www.hokkaido-np.co.jp/article/177208/ 【支笏湖畔】支笏湖(千歳市)で2日朝、湖面に山並みが上下反対に映る「水鏡」が現れた。山頂にまだ雪が残る樽前山(1041メートル)と風不死…

「日本型リベラル」の真相は何か

「【正論】『日本型リベラル』の真相は何か 動物行動研究家 エッセイスト 竹内久美子」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/180328/clm1803280004-n1.html 「日本型リベラル」と呼ばれる人々をご存じだろうか。共産主義、社会主義が失敗に終わ…

『桜の森の満開の下』

桜の花が咲くと人々は酒をぶらさげたり団子をたべて花の下を歩いて絶景だの春ランマンだのと浮かれて陽気になりますが、これは嘘です。なぜ嘘かと申しますと、桜の花の下へ人がより集って酔っ払ってゲロを吐いて喧嘩して、これは江戸時代からの話で、大昔は…