俺たちに足りないのは「男の修行」だ!
「ジェフの勝手にカルチャー論 Vol.60 『山本 五十六』」(TABI LABO)
→ https://tabi-labo.com/287490/journey-culture-60-yamamotoisoroku
山本 五十六(やまもと いそろく)は、日本の海軍軍人。第26、27代連合艦隊司令長官。最終階級は元帥海軍大将。日本の海を守ったトップであり、太平洋戦争時には日本海軍連合艦隊を率いて真珠湾攻撃を指揮した人物だ。
1884年(明治17年)、旧越後長岡藩士・高野貞吉の六男として誕生。当時の父親の年齢から「五十六」と名づけられた。子供の頃から負けず嫌いで、小学生時代には「何でも食べるが鉛筆は無理だろう」とからかわれると、その場で鉛筆を食べはじめた逸話が残っている。
その一方で、戦死した部下には、その家族に自筆で手紙を書き綴り、場合によっては自らが墓参りに訪れる人情家であった側面も伝えられている。
そんな山本が書き綴ったのが「男の修行」と呼ばれるメッセージ。
これは、警察予備隊、保安隊、自衛隊の教育方針として引き継がれているだけでなく、経営者や指導者のための格言にもなっているほどだ。
未だ、多くのマネージメントのお手本になっているのは、50代以上の人にとっては常識だ。ちなみに、山本の座右の銘は、いつでも戦場にいる心構えで事をなせという意を持つ「常在戦場(じょうざいせんじょう)」。
20代、30代の読者諸君は、あまり馴染みのある人物ではないかもしれない。が、この機会に先輩の深い言葉を受け止めて、男として磨きをかけて欲しいと想う。
男の修行
苦しいこともあるだろう
云いたいこともあるだろう
不満なこともあるだろう
腹の立つこともあるだろう
泣きたいこともあるだろう
これらをじっと こらえてゆくのが
男の修行である
── 山本五十六
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