NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

死にたいと思う心は不変なのか

「【正論】死にたいと思う心と日進月歩の技術…「変わりやすさ」無視した欧米の安楽死論 京都大学名誉教授・加藤尚武」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/171030/clm1710300005-n1.html ≪疑問を抱く試験の「模範解答」≫ アメリカの医師国家試…

一日一言「かしこき聖旨」

十月三十日 かしこき聖旨 明治二十三年の今日は、教育勅語が発布された日である。学校を出てしまえば、勅語を聞く機会も少なくなるが、老いも若きも、男も女も国民はときどきこの趣旨を心にとどめて実行したいものである。 父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋…

『読書の今昔』

「【主張】街の書店 『伴侶』に出会う季節です」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/171029/clm1710290002-n1.html あの「わくわく感」が遠のいていくのかと思うと、やはり残念だ。 日本きっての古書店街、東京の神田神保町では今、読書週間…

マスコミが外部から検証・批判される時代性

今日の『産経抄』より。「【産経抄】読書週間に朝日新聞の報道のあり方を問う2冊 マスコミが外部から検証・批判される時代性」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/171028/clm1710280003-n1.html 27日から恒例の読書週間が始まった。同日付…

立志は特異を尚ぶ

思想とは本来、人間が考えだした最大の虚構──大うそ──であろう。松陰は思想家であった。かれはかれ自身の頭から、蚕が糸をはきだすように日本国家論という奇妙な虚構をつくりだし、その虚構を理論化し、それを結晶体のようにきらきらと完成させ、かれ自身も…

一日一言「人生の新陳代謝」

十月二十六日 人生の新陳代謝 いつも正しくきちんとして進んでいくものは、年令である。これだけは若い者が年寄りおを追いこすことはできない。そのほかのことでも不変のものばかりとは言えない。昨日まで身分の高い役人であっても、今日になれば、その職を…

多留保

私は、私を動かしているものを信じている。けれども、我をして世に勝たしめ給えなど云って、そのものに祈願している訳ではない。何故なら、私が若(もし)そんなお祈りをやったら、同様な事を願っている人が彼方にも此方にもある筈だから、修羅道の火焰は此…

一日一言「人の恩」

十月二十四日 人の恩 忘れがちなのは、人から受けた恩である。自分が人のためにしたことは、少しであっても大きなものと思いがちである。人が自分のためにしたことは大きなものであっても、小さなものとしか思わないから、他人の薄情なことをうらんで、自分…

夏彦翁

明暗を分けた選挙も終わり、それぞれ言い分もあるようですが...。 「女に参政権はいらない」 「無論、男にも」 と、喝破したのは辛口コラムニスト山本夏彦である。(辛口?曰く「よせやい、カレーじゃあるまいし」) 我々は尊敬と親しみを込めて”翁”と呼ぶ。…

中也忌

思へば遠く来たもんだ十二の冬のあの夕べ港の空に鳴り響いた汽笛の湯気(ゆげ)は今いづこ 雲の間に月はゐてそれな汽笛を耳にすると竦然(しようぜん)として身をすくめ月はその時空にゐた それから何年経つたことか汽笛の湯気を茫然と眼で追ひかなしくなつ…

「直哉忌」

「10月21日は近代文学の『長兄』志賀直哉の命日『直哉忌』です」(teank.jp) → http://www.tenki.jp/suppl/kous4/2017/10/21/26681.html 坪内逍遙の「小説神髄」によって西洋文学のnovelが「小説」と名づけられて以来、「文豪」と称される小説家は現代に至…

登山者路上駐車「困った」塩谷丸山

「登山者路上駐車『困った』 小樽・塩谷丸山 住民『買い物諦めたことも』」(北海道新聞) → https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139623/ 週末に小樽市内外から多数の登山者が訪れる人気の低山、塩谷丸山(629メートル)で、登山口近くの路上駐車に住…

日本を貶める日本人

「【産経抄】日本を貶める日本人をあぶりだせ 10月19日」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/171019/clm1710190003-n1.html 日本の新聞記者でよかった、と思わずにはいられない。地中海の島国マルタで、地元の女性記者が殺害された。車に…

一日一言「細心大胆」

十月十八日 細心大胆 気が弱くては物事は成功しない。精神を強くして勇気を持てば、おおかたの物事には負けない。百の鬼が襲ってきても、なんのこれしきのこと思ってにらめば、鬼は意外と弱いものである。だが、こちらが弱みを見せれば調子にのって襲うのが…

「擬似正義は社会の歪みもたらす」

「【正論】擬似正義は社会の歪みもたらす 現在の価値で歴史を裁断する『政治的公正』を疑う 東京大学名誉教授・平川祐弘」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/171016/clm1710160004-n1.html アンソニー・リーマンは1932年チェコで生まれ…

一日一言「心を入れかえる」

十月十六日 心を入れかえる 天が下した災難は、これに耐えることはできるが、これから逃れることはできない。自分から招いたわざわざいは心にしみわたるが、これをなくすことはできる。自らの決心一つでなくすことができるわざわいをどうして永い間ひきずっ…

The Soul of Japan

私たちの日本の花、すなわち桜は、その美しい粧いの下にとげや毒を隠し持ってはいない。自然のおもむくままにいつでもその生命を棄てる用意がある。その色合いは決して華美とはいいがたく、その淡い香りには飽きることがない。 ── 新渡戸稲造(『武士道』)1…

一日一言「腹を立てるな」

十月十四日 腹を立てるな 人間が腹を立てるにはいろんなわけがあろう。わけもないのに腹を立てるのは馬鹿げたことである。わけがあって腹を立てるのは普通の人がすることで、わけがあっても腹を立てない人こそ、立派なひとである。 いかりをばしづむる時は世…

「尾崎行雄は何を語ったのか」

「【正論】『立憲』の旗を掲げるからには改憲は避けて通れない 埼玉大学名誉教授・長谷川三千子」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/170913/clm1709130008-n1.html 今回の選挙に臨んでは、その名も「立憲民主党」なる新党が登場しました。こ…

一日一言「旅の心得」

十月十二日 旅の心得 元禄二年(西暦一六八八年)の今日、芭蕉(江戸前期の俳人)が亡くなった。彼の諸国をめぐり歩くときの心がまえとして、次のようなものがある。 他の短を挙げて己が長をあらはす事勿れ 人を誇りて己に誇るは甚だいやしき事なり 主(ある…

孤独は、人のふるさとだ。

「『孤独』を感じることは何もおかしくない。みんなそうだから。」(TABI LABO) → http://tabi-labo.com/284277/lonliness-odd 十人十色。みんな個性的で、みんな違うからこそ良いとされています。 でも、それは時に、私たちに孤独感を与えてしまっているの…

中村元

この変転 常ない世の中ではまず自分に頼るべきである自分に頼るということはどういうことであるか自分はこの場合にどうすべきかということをその場合その場合に考えることでしょうその場合 何を判断決定の基準にするのかそれは「人間としての道」「法(のり…

「体育の日」

「【主張】体育の日 本来の意義忘れぬために」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/171008/clm1710080002-n1.html 本来の意義を忘れてはならない日がある。「体育の日」は、その一つであるはずだ。 昭和39(1964)年の10月10日、東…

人生は短いのではない。自分で短くしているのだ

「人生は短いのではない。自分で短くしているのだ」(ライフハッカー) → https://www.lifehacker.jp/2017/10/171005_mid-week-meditations.html 米Lifehackerが人生の役に立つ言葉を紹介するシリーズ「Mid-Week Meditations」へようこそ。ストイックな知恵…

「トンデモ説」に殺されないために...

「『トンデモ説』に殺されないために全員が身につけるべき『武器』 医学のメリットを十分に享受するには」(現代ビジネス) → http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53067 正しく、納得いく判断ができるかひとは誰も健康でありたい、長生きしたいと思う。し…

I Won’t Back Down.

「【ポトマック通信】米国を勇気づけたトム・ペティの歌声」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/171006/clm1710060004-n1.html トム・ペティが急逝した。日本での知名度は今一つだが、米国では1970年代から現在に至るまで数々のヒット曲…

一日一言「知識と実行」

十月五日 知識と実行 知識を得ることは簡単であるが、これを実行することはむずかしい。しかし、細かいところまで知りつくしていなければ、実行してはならない。たとえば、農業のように、土をたがやし、時を間違えずに種をまき、草を刈れば、実ることは誰で…

一日一言「人をばかにしない」

十月四日 人をばかにしない 自信を持つことは立派なことだけど、他人をばかな人間と見て自分だけが賢いと思うことは、自分の考えが足りない証拠である。賢い者はどんな人からも学んで、人をばかにすることはしない。 智恵ありと思へるちゑにさへられて あは…

TOM PETTY (1950-2017)

「追悼、トム・ペティ──薄笑いを浮かべたロックスターは、音楽ヴィデオのイノヴェイターだった」(wired) → https://wired.jp/2017/10/03/rip-tom-petty-video-pioneer/ 米人気ロックミュージシャンのトム・ペティが、2017年10月2日(米国時間)に66歳で亡…

スーチー批判では解決しない

今日の『産経抄』より。 「【産経抄】スーチー批判では解決しない 10月2日」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/171002/clm1710020003-n1.html 「サンケイよ、お前もかと、がっかりしております」。東京都世田谷区に住む河村俊郎さん(9…