NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

一日一言「日々の仕事を自分のものと思う」

二月二十九日 日々の仕事を自分のものと思う 二月の平年は二十八日までだが、閏年は二十九日となっている。この一日を仕事する人は損をしたと思うし、商売する人は得をしたという、同じ一日がこのように正反対なのは、日々の仕事を自分のものと思うか否かに…

一日一言「栄誉と恥辱」

二月二十八日 栄誉と恥辱 世の中で栄誉と恥辱というものを考えると、世間への聞こえや評判、見栄に関するものが多く、中には良心とまったくかけへだてているものもある。高い位や高い地位に就くことは、名誉なことに違いないが、これを得るまでの行動や手段…

一日一言「しなくてはならない仕事」

二月二十七日 しなくてはならない仕事 しなくてはならない仕事は、気軽く積極的にすること。何事でも気持ちよく手を動かせば、仕事がはかどって疲労も少ない。仕事がいやだと思えば思うほど神経を痛め、億劫にすればするほど神経を痛める度合いが増すことに…

George Harrison

amass.jp George Harrison | Official Website

『人間・この劇的なるもの』

今日、私たちは、あまりに全体を鳥瞰しすぎる。いや、全体が見えるといふ錯覚に甘え過ぎてゐる。そして、一方では、個人が社会の部分品になりさがつてしまつたことに不平をいつてゐる。 ── 福田恆存(『人間・この劇的なるもの』) 人間・この劇的なるもの (…

地球平面論者墜落死

japanese.engadget.com 信じやすい人というのは、奇妙なことがらを信じることに無上の喜びを見出すものだ。しかも、奇妙であればあるほど受け入れやすいときている。ところがそういう人は、平明でいかにもありそうなことがらは重んじようとしない。というの…

あとは各自で宜しくやって下さい。

考えることは、悩むことではない。 世の人、決定的に、ここを間違えている。人が悩むのは、きちんと考えていないからにほかならず、きちんと考えることができるなら、人が悩むということなど、じつはあり得ないのである。なぜなら、悩むよりも先に、悩まれて…

パニックとデマの心理学

gendai.ismedia.jp デマの心理学 (岩波モダンクラシックス)作者:G.W.オルポート,L.ポストマン出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/10/03メディア: 単行本

一日一言「六憎」

二月二十一日 六憎 六憎というのは、憎むべきものが六つあるということ。 一、自分の詞に気持ち高ぶること(自分の言葉に酔うこと) 二、事実を見なくて物知り顔をすること 三、人に物をやって恩にきせること 四、けちなこと 五、欲深きこと 六、他人をねた…

一日一言「愛の足りない証拠」

二月二十日 愛の足りない証拠 自分はこれほどまでに尽くしているのに、先方はそれほどまでに思っていないとうらむことは人の癖で、これは親子、兄弟、夫婦の間でもあることだが、先方も恐らく同じように思っているのではないか。人を愛してもその反響がない…

『夜告げ鳥』

book.asahi.com 夜告げ鳥: 初期作品集作者:三島 由紀夫出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2020/02/01メディア: 単行本

一日一言「幸と不幸の標準」

二月十八日 幸と不幸の標準 何が福で、何が禍(わざわい)か。昨日までは川の淵だったものが今日は浅瀬となるような変化の激しい世の中で、禍福の区別を定めても何の意味もない。何事も、自分に返ってくることは、みな天のなせるものとして受けとめれば、他…

安吾忌

すべて「一途」がほとばしるとき、人間は「歌う」ものである。 ── 坂口安吾(『ピエロ伝道者』) あちらこちら命がけ 安吾忌。 昭和三十年(1955年)年2月17日 坂口安吾 没。 安吾のことば。 厳選(しきれなかった)五十、とちょっと。 ぼくの生きる指針! …

『堕落論』

久し振りに『堕落論』でも。 (『堕落論』、『続堕落論』より抜粋) 半年のうちに世相は変った。醜(しこ)の御楯(みたて)といでたつ我は。大君のへにこそ死なめかへりみはせじ。若者達は花と散ったが、同じ彼等が生き残って闇屋となる。ももとせの命ねが…

自分のエゴイズムになぜ気づきたがらぬのか

自分のエゴイズムになぜ氣づきたがらぬのか、なぜこれを正當化しようともくろむのか。自分に自信がもてないからだ。食ひたいものを食ひ、欲しいものを身につける自信がないからだ。きみたちはそれほど生きることに自信をもてないのか。 ── 福田恒存(『白く…

山本周五郎

「世間にゃあ表と裏がある、どんなきれい事にみえる物だって、裏を返せばいやらしい仕掛けのないものは稀だ、それが世間ていうもんだし、その世間で生きてゆく以上、眼をつぶるものには眼をつぶるくらいの、おとなの肝(はら)がなくちゃならねえ」 ── 山本…

日本に「建国記念日」が存在しない本当の理由

president.jp

菜の花忌

司馬遼太郎は、けっして読者を萎縮させない。逆に、やさしく励まして、元気づける。面白く、興じて、談笑をさそう。陽気で、活発な、心おどりを生む。人の世の、むつかしさ、を描きながら、意気を消失させないのである。ハッパをかける、のではなく、慰撫し…

建国記念の日

「建国をしのび、国を愛する心を養う」建国記念の日。 かつて私は「建国記念の日」反対運動に反対した。お蔭で売物の保守反動を通り越し極右翼扱ひされるに至った。私が望んだのは「建国記念の日」などといふ「休日」ではなく、紀元節といふ「祝日」なのであ…

今に見とれよ...

明日のために今日も寝る、明後日のために明日も眠る、今に見とれよおいどんは..... ── 大山昇太(『男おいどん』)男おいどん(1) (週刊少年マガジンコミックス)作者:松本零士出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/12/03メディア: Kindle版松本零士 未来へ…

「かんじんなことは、目にみえない」

見えないものとか、聞こえない声だとか、あえて言ってないこととか、うまく言えないままのこととか、そういうことのほうが、ずっと多いのだということを、ぼくたちは忘れそうになる。 ── 糸井重里(『小さいことばを歌う場所』) 小さな王子にも曰く、 「か…

一日一言「善と悪」

二月八日 善と悪 世の中のすべてのものは、人に宿ってその心となるが、ゆえに心は活物(いきもの)であって、常に生き生きとしている。心は一つの事象に感じて動くもので、これを意と言う。動くときは人の気持ちが主体となるがゆえに、善ともなれば悪ともな…

ラムラム忌

www.asahi.com 今日はラムラム王、ラムラム忌。 昭和58年(1983)2月7日 武井武雄 没 国立国会図書館デジタルコレクション より。 読めます!『ラムラム王』 (近代デジタルライブラリー) http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1170079 『赤ノッポ青ノッポ』…

ドカ雪

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/390556www.hokkaido-np.co.jp

アポロ14号

gendai.ismedia.jp www.astroarts.co.jp

『告白 三島由紀夫未公開インタビュー』

allreviews.jp 告白 三島由紀夫未公開インタビュー (講談社文庫)作者:三島 由紀夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2019/11/14メディア: 文庫

学問をするには分限を知ること肝要なり

学問をするには分限(ぶんげん)を知ること肝要なり。人の天然生まれつきは、繋がれず縛られず、一人前の男は男、一人前の女は女にて、自由自在なる者なれども、ただ自由自在とのみ唱えて分限を知らざればわがまま放蕩に陥ること多し。すなわちその分限とは…

きっと来る、あすは来る、

明日もまた、同じ日が来るのだろう。幸福は一生、来ないのだ。それは、わかっている。けれども、きっと来る、あすは来る、と信じて寝るのがいいのでしょう。 ── 太宰治(『女生徒』)

一日一言「心は隠すことができない」

二月一日 心は隠すことができない 一事が万事、何気なく言ったひと言や、ちょっとした行動に、その人の性格がよく表れるものである。人はそれを隠そうとしてもできるものではなく、慎むべきことは、言動よりも常に心を正常に保つよう心がけることである。 さ…