NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「救助有料化」が登山者の自覚促す

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勝ツテ兜ノ緒ヲ締メヨ

神明はただ平素の鍛錬に力(つと)め戦わずしてすでに勝てる者に勝利の栄冠を授くると同時に、一勝に満足して治平に安ずる者よりただちにこれをうばう。 古人曰く、勝って兜の緒をしめよ、と。 ── 連合艦隊司令長官 東郷平八郎(『聯合艦隊解散之辞』) 昭和…

一日一言「神を視る力」

五月二十九日 神を視る力 神を信じる者も信じない者も、議論すればきりがない。神の存在は学問や理屈では尽くしがたく、神を理解するということは人間のまごころ以外にない。 〈明治天皇御製〉 目に見えぬ神の心に通ふこそ 人のこころの誠なりけれ ── 新渡戸…

『穂高小屋番レスキュー日記』

ddnavi.com 穂高小屋番 レスキュー日記作者: 宮田八郎出版社/メーカー: 山と渓谷社発売日: 2019/03/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 『山でのモットー』 1、困難は自分一人でのりこえる!!2、誰かの困難は、自分一人でも全力…

海軍記念日

「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」 ── 秋山真之 海軍記念日。 日本海海戦の日。 明治38年(1905)5月27日、東郷平八郎率いる帝国海軍が当時世界最強といわれたロシア海軍、バルチック艦隊を破り勝利を収めた。 ほぼ全ての艦艇を撃沈、拿捕…

一日一言「妬み」

五月二十六日 妬み 人間は少し気をゆるませると人をうらやむ心が起きてくる。自分は損をして人が得をしたり、自分は職を失って、同僚が昇級したり、自分は落第して友人が進級したりすると、自分の力不足を反省しないで、他人の幸福を妬み、うらんで正しいか…

"GAAACY"!

安吾の手紙

「坂口安吾の手紙、半世紀ぶり発見『堕落論』原型 今秋にも一般公開」(新潟日報) → https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20190523470830.html 戦後の無頼派を代表する作家で新潟市出身の坂口安吾(1906~55)が45年9月、敗戦の歴史的…

一日一言「信じて疑わない」

五月二十三日 信じて疑わない 親友であっても、人がその人を悪く言えば、疑うのはよくあることだが、世間の人がその人を非難するとその人との交流も親密ではないものになってしまう。また、世間の人がその人をほめれば、親しくなろうとするのは薄情ではある…

藻岩山

ほぼ一年ぶり。 膝がまだおぼつかない。

「博士の愛する世界」

gendai.ismedia.jp 数学の贈り物作者: 森田真生出版社/メーカー: ミシマ社発売日: 2019/03/20メディア: 単行本この商品を含むブログを見る数学する身体 (新潮文庫)作者: 森田真生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2018/04/27メディア: 文庫この商品を含むブロ…

五条坊門東洞院太郎五郎男

gendai.ismedia.jp 考える日本史(河出新書)作者: 本郷和人出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2018/11/21メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る

一日一言「世の中に流されない」

五月十九日 世の中に流されない 人生は大変誠実なものであるが、世の中の流れというものは、うわべだけで判断する馬鹿げたことが多い。それゆえにつまらないことに感心を持ったり、心を奪われたり、また心を痛めたり、自分自身をつまらないものする。あると…

ライコネンの「指さばき」

lrnc.cc Raikkonen Visor Camera | Barcelona-Catalunya Circuit

一日一言「人の秘密」

五月十七日 人の秘密 これは内緒のことで人に言えないことだからといって人にしゃべる人は、同じことを他の人にも言っているということだ。人の悪事をあばく者は、自分の悪いことを他人にしゃべるものである。また、他人に内緒のことを自分に知らせる者は、…

三角山

去年の膝手術以来、ほぼ一年ぶりの山歩き。 下山はまだバランスが悪いものの、歩ける幸せ。

室蘭

私用で室蘭。

一日一言「言わせておけばいい」

五月十四日 言わせておけばいい 人が自分の悪口をどれほど言ったとしても、言い訳などする必要はない。言わせておけばよいのである。昔の偉い人は皆そのことを守ってきた。 思ふ川深き渡りの船人は 打ちくる波に争はぬなり 世の人が邪見をぬいてかゝるとも …

きっと来る、あすは来る

明日もまた、同じ日が来るのだろう。幸福は一生、来ないのだ。それは、わかっている。けれども、きっと来る、あすは来る、と信じて寝るのがいいのでしょう。 ── 太宰治(『女生徒』)斜陽 人間失格 桜桃 走れメロス 外七篇 (文春文庫)作者: 太宰治出版社/メ…

一日一言「人に頼るのは卑劣」

五月十二日 人に頼るのは卑劣 人を信じることは良いことだが、人を頼ることは卑しいことである。また、他人と計画を立てることは良いが、人の力を借りて自分の手柄にしようとするのは失敗のもととなる。頼ってばかりいる者は、だれも一緒に計画を立ててはく…

ナオミ・ウエムラ

高い山に登ったからすごいとか、厳しい岩壁を登攀したからえらい、という考え方にはなれない。山登りを優劣でみてはいけないと思う。要は、どんな小さなハイキング的な山であっても、登る人自身が登り終えた後も深く心に残る登山がほんとうだと思う。 ── 植…

”治らない薬”が一番いい!?

gendai.ismedia.jp

一日一言「骨身を惜しまずに」

五月九日 骨身を惜しまずに 自分の身のまわりの人々に尽くすことは、結局は自分のため、世の中のためになるもので、つまらないことをしてと嘆くことはやめなさい。ささやかな善行でも限りなく積もれば、これが世の中のためにもなるし、自分のためにもなるも…

“Salut Gilles”

Gilles Villeneuve(January 18, 1950 ─ May 8, 1982) 「もしジルが還ってきて人生をもう一度やり直せるとしても、彼はきっともう一度同じことをするだろうね。しかも情熱を込めてね」 ── ジョディ・シェクター(『ジル・ヴィルヌーヴ―流れ星の伝説』)「フ…

歴戦の名パイロットは、なぜ沈黙を破って戦場を語り始めたのか

gendai.ismedia.jp 証言 零戦 生存率二割の戦場を生き抜いた男たち (講談社+α文庫)作者: 神立尚紀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/11/18メディア: 文庫この商品を含むブログを見る

WALDEN

わたしは、大部分のときを孤独で過ごすのが健全なことであるということを知っている。最も善い人とでもいっしょにいるとやがて退屈になり散漫になる。わたしは独りでいることを愛する。わたしは孤独ほどつき合いよい仲間をもったことがない。 ── ソロー(『…

『21世紀に生きる君たちへ』

端午の節句。こどもの日。 「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日。 君たち。君たちはつねに晴れあがった空のように、たかだかとした心を持たねばならない。 同時に、ずっしりとたくましい足どりで、大地をふみしめつつ歩…

一日一言「水は濁るもの」

五月四日 水は濁るもの 人の欠点を責める必要はない。人の過ちはしゃべるものではない。人の醜い行いをあばくのは愚かなことで、臭いものには蓋をして、自然の力に任せておけば、臭気はいつの間にかに消える。急いで臭気を消したいときは、防臭剤を用いれば…

笑ふべし

昭和二十二年五月三日。荷風、記す。 五月初三。雨。米人の作りし日本新憲法今日より実施の由。笑ふべし。 永井荷風。昭和22年5月3日、現行憲法施行当時の日記(『摘録 断腸亭日乗』)より。 私は当時の日本の政治家がそれほど馬鹿だったとは思わないし、政…

日本よい国

花が散って、若葉が萌えて、目のさめるような緑の山野に、目のさめるような青空がつづいている。身軽な装いに、薫風が心地よく吹きぬけ、かわいい子供の喜びの声の彼方に、鯉のぼりがハタハタと泳いでいる。 五月である。初夏である。そして、この季節にもま…