NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『人間・この劇的なるもの』

今日、私たちは、あまりに全体を鳥瞰しすぎる。いや、全体が見えるといふ錯覚に甘え過ぎてゐる。そして、一方では、個人が社会の部分品になりさがつてしまつたことに不平をいつてゐる。 ── 福田恆存(『人間・この劇的なるもの』) 人間・この劇的なるもの (…

グリア細胞

gigazine.net もうひとつの脳 ニューロンを支配する陰の主役「グリア細胞」 (ブルーバックス)作者:R・ダグラス・フィールズ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2018/04/18メディア: 新書実験医学増刊 Vol.37 No.17 脳の半分を占める グリア細胞〜脳と心と体をつ…

道元が「最新物理学の結論」にたどり着いていた!

gendai.ismedia.jp 時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」 (ブルーバックス)作者:吉田 伸夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2020/01/15メディア: 新書正法眼蔵(一)全訳注 (講談社学術文庫)作者:増谷 文雄出版社/メ…

一日一言「人を許容できる度量」

一月二十八日 人を許容できる度量 人のすることなすことに、気に入らないことは多い。だからといって、他人が悪いわけではない。恐らく気に入らないと思う自分のほうが、悪い場合が多いのだろう。人を許容できる度量が小さいならば、自分の懐の小さいことや…

一日一言「男らしきは優しいこと」

一月二十七日 男らしきは優しいこと 承久元年(西暦一二一九年)今日は、源実朝が無残にも殺された日である。文武の道に秀だ青年であった右大臣実朝は、他の人々の怨みの犠牲になって、はかなくも殺されたけれど、彼の想いのほどは、その和歌に込められてお…

寒梅忌

vpoint.jp今日は寒梅忌。 1997年(平成9年)1月26日 藤沢周平 没 『鶴岡市立藤沢周平記念館』 http://www.city.tsuruoka.lg.jp/fujisawa_shuhei_memorial_museum/ 『藤沢周平の世界』(朝日新聞) http://www.asahi.com/culture/fujisawa/ 藤沢周平「人はど…

一日一言「雲は一時」

一月二十五日 雲は一時 延喜元年(西暦九〇一年)の今日は、菅原道真がおとしいれられた日である。昨日まで飛ぶ鳥も落とさんという勢いであった道真公も、一瞬にして日陰の人になった。けれども雲は永久に月を隠すものではない。それは、月が俗世間に固執し…

トクホより薄弱だった「科学的根拠」

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あなたの不幸は、あなた自身が選んだものである

diamond.jp There is no such thing as a problem without a gift for you in its hands.You seek problems because you need their gifts.──────────いかなる種類や程度のものであっても、困難は君達に何かを与える。君達は、言うなれば、困難さを捜してい…

一日一言「熊沢蕃山の遺訓(1)」

一月二十二日 熊沢蕃山の遺訓(1) 人が自分をほめることを聞くと、小さなことでも喜んでしまい、自分を非難する言葉を聞くと、それが事実であれば驚き、事実でなければ怒る。自分の犯した過ちを改めることができないと、人は皆その人柄を知って、心が曲が…

目標は「意志の力」で達成できるほど甘くない

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一日一言「善行に遠慮は不要」

一月二十日 善行に遠慮は不要 人の世話をすれば親切ぶると言われ、読書をすれば学者ぶると言われ、自分の考えを述べれば利口ぶると言われ、真面目になれば君子ぶると言われても、人の言葉を恐れていては、電車で他人に席を譲ることも、書店で本を買うことも…

ひとじゃなくて、キノコなんだ。

いそがしい、いそがしい。 ぼくの知っているあの星に、赤黒っていう先生がいてね、その先生、花のにおいなんか、吸ったこともないし、星をながめたこともない。だあれも愛したことがなくて、していることといったら、寄せ算ばかりだ。そして日がな一日を、き…

一日一言「耐忍」

一月十八日 耐忍 大きいことでも小さいことでも、何か事を起こそうとすると、必ず周囲に反対されるのが世の常である。ある時は馬鹿者と罵られたり、狂人と呼ばれたり、悪人と思われたり、偽善者と罵られるが、これは試練で、その成否を決めるのは己の忍耐で…

「ヘリウム分子」が存在しない理由

gendai.ismedia.jp はじめての量子化学 量子力学が解き明かす化学の仕組み (ブルーバックス)作者:平山 令明出版社/メーカー: 講談社発売日: 2019/03/13メディア: 新書

養老孟司さんのベスト10冊

gendai.ismedia.jp 養老孟司さんのベスト10冊 第1位『夜と霧 新版』 ヴィクトール・E・フランクル著 池田香代子訳 みすず書房 1500円 「フランクルは、他者が“生きる意義”を見つけることへの手伝いに、自分の使命を見出した人であると感じています」第2位『…

一日一言「人生の目的」

一月十五日 人生の目的 人がこの世に生まれてきた大きな目的は、人のために尽くすことにある。自己の名声や利益のためだけではないのであって、生まれてから死に至るまで、自分の周囲の人が少しでもよくなれば、それで生まれてきた甲斐があったというもので…

真理とは、退屈なものである

机の前の日めくりニーチェ。 今日は14日。 若者たちは興味深いものや 突飛なものを愛し、 それが正しいか間違っているかには、 無関心である。 より成熟した精神は、真理の中でも 興味深く突飛なものを愛する。 完全に成熟した頭脳は、 ついには、地味で質素…

成人の日

成人の日 「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」日 坂口安吾から、青年に愬(うった)える。 先日新聞紙の報ずるところによれば浅草の本願寺だかで浮浪者の救護に挺身し、窮民達の敬愛を一身にあつめてその救護所の所…

三島由紀夫vs東大全共闘

eiga.com 映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』公式サイト https://gaga.ne.jp/mishimatodai/

そこがきみ、からくりさ

「きみはあの月も 星も あんなものが本当にあると思ってるのかい」 とある夜ある人が云った 「うん そうだよ」 自分がうなずくと 「ところがだまされているんだ あの天は実は黒いボール紙で そこに月や星形のブリキが貼りつけてあるだけさ」 「じゃ月や星は…

『大阪の反逆』

私は非常な人生浪費者だ。私の浪費癖は、もういまではゴシップになっているが、しかし私の浪費はただ物質だけでなく、私の人生、私の生命まで浪費している。この浪費の上に私の文学が成り立っている――というこの事情も、はじめは私の任意の一点であったのだ…

さ、ひっくり返そう

prtimes.jp 『【西武・そごう】わたしは、私。』 https://www.sogo-seibu.jp/watashiwa-watashi/ www.sogo-seibu.jp

何とでも言ふがいいや

私はいつも神様の国へ行かうとしながら地獄の門を潜つてしまふ人間だ。ともかく私は始めから地獄の門をめざして出掛ける時でも、神様の国へ行かうといふことを忘れたことのない甘つたるい人間だつた。私は結局地獄といふものに戦慄したためしはなく、馬鹿の…

一日一言「意志は運命を拓くもと」

一月七日 意志は運命を拓くもと 今日(西暦一七六六年)はフランスの皇帝ナポレオンが生まれた日である。彼は意志さえ持っていれば道はおのずから開かれてくるものだと信じていた。彼は意志を乱用した傾向はあったが、確かに大英雄であった。意志は運命を拓…

こころよからぬものは...

自戒のことば こころよからぬものは── ことばの多き、口のはやき さしで口 手がら話 へらず口 唐(から)ことばを好みてつかふ おのが意地をはりとほす もの知り顔のはなし この事すまぬうちにかの事いふ くれてのち其の事人にかたる 返すといひて返さぬ に…

今に見とれよ

明日のために今日も寝る、明後日のために明日も眠る、今に見とれよおいどんは..... ── 大山昇太(『男おいどん』)男おいどん(1) (週刊少年マガジンコミックス)作者:松本零士出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/12/03メディア: Kindle版松本零士 未来へ…

白雲岳避難小屋

www.hokkaido-np.co.jp

人間の過去を否定してもイイことはない

gendai.ismedia.jp

「置かれた場所」で咲けなくたっていい

toyokeizai.net 超越と実存 「無常」をめぐる仏教史作者:南直哉出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2018/01/26メディア: 単行本禅僧が教える 心がラクになる生き方作者:南 直哉出版社/メーカー: アスコム発売日: 2017/07/21メディア: 単行本(ソフトカバー)仏…