NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

歴史手帳2015年版

歯医者の帰りは、本屋。 帰りでなくとも本屋。 時間があれば本屋。 歴女歴男必携の(?)吉川弘文館の歴史手帳。 60年振りのリニューアル『歴史手帳2015年版』。歴史手帳2015年版作者: 吉川弘文館編集部出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 2014/10/21メディ…

一日一言「かしこき聖旨」

十月三十日 かしこき聖旨 明治二十三年の今日は、教育勅語が発布された日である。学校を出てしまえば、勅語を聞く機会も少なくなるが、老いも若きも、男も女も国民はときどきこの趣旨を心にとどめて実行したいものである。 父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋…

道立文学館

『北海道立文学館』 http://www.h-bungaku.or.jp/ パパ、かく語りき 「いったい何を始めたの、パパは?」「脱皮だ!これまでの締りのない、だらけた生活からのな。」「脱皮!?」「そうだ。私は今まで朝起きると顔を洗って朝食を食べる。昼になると昼ごはん…

賢者は歴史に学ぶ

今から四〇年前のオックスフォードで、一人の日本人が噂になっていた。なんでもケンブリッジに留学していた日本人があまりに優秀だったので、教授たちが舌を巻いていた、というのである。ケンブリッジの俊秀の噂がオックスフォードまで聞こえてくる、という…

松陰忌

『平時は大抵用事の外一言せず、一言する時は必ず温然和気、婦人好女の如し』 → 男の気迫は、余計な口を利かず、まるで婦人のように穏やかに話すことで出るものである 【原文】 平時喋々たるは、事に臨んで必ず唖。平時炎々たるは、事に臨んで必ず滅す。(中…

真剣勝負

たまには漱石でも。 僕が君より平気なのは、学問のためでも、勉強のためでも、何でもない。時々真面目になるからさ。なるからと云うより、なれるからと云った方が適当だろう。真面目になれるほど、自信力の出る事はない。真面目になれるほど、腰が据すわる事…

HERO

いのちを人にささげる者を詩人という。 ── 坂口安吾(『特攻隊に捧ぐ』) 「【カナダ銃乱射】ハイウェイ・オブ・ヒーローズ。犠牲となった伍長の帰還をカナダ国民が見守った」(ハフィントンポスト) → http://www.huffingtonpost.jp/2014/10/25/nathan-ciri…

一日一言「人の恩」

十月二十四日 人の恩 忘れがちなのは、人から受けた恩である。自分が人のためにしたことは、少しであっても大きなものと思いがちである。人が自分のためにしたことは大きなものであっても、小さなものとしか思わないから、他人の薄情なことをうらんで、自分…

夏彦翁

昨日に続き、“翁”。 平成14年(2002年)10月23日 山本夏彦 没 人は“翁”、“山本夏彦翁”と呼ぶ。安直な“正義”を嫌い、“偽善”と戦い続けた、稀代の名コラムニスト。 夏彦翁のことば、厳選(出来なかった)五十。 『何用あって月世界へ』より抜粋。 テレビは巨大…

世はいかさま

仕事帰りに本屋。 翁の名文句が表紙を飾る。 世はいかさまというのはこの世はいかさまから成っているということで、商才とか企画とか言えば聞こえはいいが、なにいかさまのことである。いかさまの才がなければ社員は出世できないし、またその社はつぶれる。 …

多忙

「平和なときの平和論」

「【主張】憲法9条 平和はだれが守るのか ノーベル賞騒ぎは何だった」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/141019/clm1410190002-n1.html 戦後日本の平和と安全は、憲法9条によって守られてきたのではない。当たり前のことを言わねばならな…

学而不思則罔、思而不学則殆

「【産経抄】父の背中に何を学んだのか 10月19日」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/141019/clm1410190003-n1.html 作家の阿川弘之さんは、末のご子息と『論語』の素読に凝った時期がある。夕飯前に差し向かいで「子(し)曰(いわ)ク…

一日一言「細心大胆」

十月十八日 細心大胆 気が弱くては物事は成功しない。精神を強くして勇気を持てば、おおかたの物事には負けない。百の鬼が襲ってきても、なんのこれしきのこと思ってにらめば、鬼は意外と弱いものである。だが、こちらが弱みを見せれば調子にのって襲うのが…

歳寒の松柏

机の前の日めくり論語。 17日。 歳寒(としさむ)くして、然る後に、松柏(しょうはく)の凋(しぼ)むに、後(おく)るるを知る子曰く、歳寒くして、然る後に、松柏の凋むに後るるを知る ── 子罕第九 歳寒くもろ樹(ぎ)も彫むその折りに、緑いや濃き松柏の…

悪戦苦闘

パンクしたATVのタイヤ履き替え。ビードが落ちずに一日中手こずってた。。。 『2014年04月19日(Sat) タイヤ交換とか、とか。』 http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20140419 『タイヤの基本構造』(ブリヂストン) http://www.bridgestone.co.jp/personal/kno…

The Soul of Japan

私たちの日本の花、すなわち桜は、その美しい粧いの下にとげや毒を隠し持ってはいない。自然のおもむくままにいつでもその生命を棄てる用意がある。その色合いは決して華美とはいいがたく、その淡い香りには飽きることがない。 ―― 新渡戸稲造(『武士道』)1…

一日一言「腹を立てるな」

十月十四日 腹を立てるな 人間が腹を立てるにはいろんなわけがあろう。わけもないのに腹を立てるのは馬鹿げたことである。わけがあって腹を立てるのは普通の人がすることで、わけがあっても腹を立てない人こそ、立派なひとである。 いかりをばしづむる時は世…

「みんな仲良く」が危ない理由

「『みんな仲良く』が危ない理由 秘伝公開! 隣のバカ撃退法(養老孟司)」(PRESIDENT Online) → http://president.jp/articles/-/13637 企業から役所まで日本の組織で一番問題なのは「仕事に対する忠実性」だと私は考えています。 「会社のため」と「仕事…

夢は枯野をかけ廻る

「 旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る 」 ── 芭蕉 元禄7年10月12日(1694年11月28日)松尾芭蕉 没 『松尾芭蕉 - Wikipedia』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%B0%BE%E8%8A%AD%E8%95%89 『芭蕉庵ドットコム』 http://www.bashouan.com/ 『芭蕉DB』 …

一日一言「愚者に勝る愚」

十月十一日 愚者に勝る愚 非難する人の言葉を聞いて、自分が悪かったと悟ったならば、これは大きな拾い物をしたのと同じである。人の非難することが自分に覚えのないことであれば、その人のおろかさを表すものであるから、おろかな者を相手にすることなく、…

『言葉の力』

「脳科学が証明、社会を動かす『言葉の力』」(PRESIDENT Online) → http://president.jp/articles/-/13533 私事で恐縮であるが、『茂木健一郎の脳がときめく言葉の魔法』(かんき出版)という本を出した。言葉には、実際に人生を変える力があると、私は考…

松陰のことば

『君子は徳義なきを恥ぢ、小人は名誉なきを恥づ』 → 立派な人間は自分の内面の弱さを恥じ、つまらない人間は外面の悪さを恥じる 【原文】 君子は徳義なきを恥ぢ、小人は名誉なきを恥づ。君子は才能なきを恥ぢ、小人は官禄なきを恥づ。(中略)大抵小人の恥づ…

本を数冊

数冊購入。 GHQ焚書図書開封1: 米占領軍に消された戦前の日本 (徳間文庫カレッジ に 1-1)作者: 西尾幹二出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2014/10/03メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る アメリカが仕掛けた「焚書=歴史書の没収」は日本消滅…

正気と狂気の間

「イスラム国参加準備の北大生、フリー記者に『人殺してみたい』『イスラムに興味ない』」(北海道新聞) → http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/567255.html シリアの過激派組織「イスラム国」に参加しようとして6日に警視庁公安部の事情聴取を受けた…

『身を修む』

「【正論】『身を修む』教養を根幹に据えよ 社会学者・関西大学東京センター長 竹内洋」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/141006/clm1410060001-n1.html 今年は夏目漱石の『こころ』刊行百周年だが、漱石の弟子阿部次郎の『三太郎の日記』…

『女子の武士道』

仕事帰りに本屋。会津戦争を戦った米沢藩士、武家の末裔、石川真理子氏の新刊。女子の武士道作者: 石川真理子出版社/メーカー: 致知出版社発売日: 2014/09/23メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 目次より抜粋。 おなごがでたらめになれば世…

一日一言「人をばかにしない」

十月四日 人をばかにしないく 自信を持つことは立派なことだけど、他人をばかな人間と見て自分だけが賢いと思うことは、自分の考えが足りない証拠である。賢い者はどんな人からも学んで、人をばかにすることはしない。 智恵ありと思へるちゑにさへられて あ…

両翼と闘う河合精神

「【正論】両翼と闘う河合精神と朝日の差 比較文化史家、東京大学名誉教授・平川祐弘」(産経新聞) → http://www.sankei.com/column/news/141002/clm1410020001-n1.html 「教養主義者は嫌いだ!」 三島由紀夫が言い放った。1968年『批評』誌関係者の席…

雪近し

初雪虫。 雪が来る。冬が来る。 『雪虫(ユキムシ)、雪の妖精 』(北海道ファンマガジン) http://pucchi.net/hokkaido/snow/life01.php 『雪虫 - Wikipedia』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%AA%E8%99%AB 昨日は献血。 今夜はフットサル。 今日は早く…