NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

十五夜

今宵は十五夜。 雨だけれど.....。 月はタルホ。 『見てきたことを云う人』 「きみはあの月も 星も あんなものが本当にあると思ってるのかい」 とある夜ある人が云った 「うん そうだよ」 自分がうなずくと 「ところがだまされているんだ あの天は実は黒いボ…

私は、もう、ねむい。

小説を読むなら、勉強して、偉くなつてから、読まなければダメですよ。陸軍大将になつても、偉くはない。総理大臣になつても、偉くはないさ。偉くなるといふことは、人間になるといふことだ。人形や豚ではないといふことです。 小説はもともと毒のあるもので…

“BUNGO”

今日の藻岩山頂より。 閑話休題。 巷では純文学ブームらしい。 「ただいま『純文学』ブーム真っ最中?」( web R25) → http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20120928-00026332-r25 最近、朝の情報番組内で注目の書籍が紹介されたり、芸人が自分…

トッカン、突貫

今日の藻岩山頂より。 近頃、心も身体も低迷中。心が沈むと身体も沈む、身体が沈むと心も沈む。 負のスパイラル。 どこかで断ち切らねば。唯一の楽しみのフットサルも場所が取れずに今日は無い。そんな訳で、こんな時は、、、 無気力も体調不良もなんのその…

安吾

私はいつも神様の国へ行かうとしながら地獄の門を潜つてしまふ人間だ。ともかく私は始めから地獄の門をめざして出掛ける時でも、神様の国へ行かうといふことを忘れたことのない甘つたるい人間だつた。私は結局地獄といふものに戦慄したためしはなく、馬鹿の…

君子求諸己、小人求諸人

机の前の、日めくり論語。 君子は諸(これ)を己に求む 小人は諸を人に求む君子は何事にも、きびしく自己をみつめ、自分の責任として反省するが、小人は他人の責任として強く責め、人に求める。君子の修養は、常に己に求め、己を責める。 『會津藩校日新館』…

我はまされる

心も体も疲れ気味。 世の中に まじらぬとにはあらねども ひとり遊びぞ 我はまされる ── 良寛 良寛さんのうた作者: 良寛,田中和雄出版社/メーカー: 童話屋発売日: 1995/12メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログを見る

大人はずるいものだ。

安吾に曰く、 大人はずるいものだ。表と裏が別で、口では正義を説きながら裏では利慾をはかり、自らの為し得ざえることを人には要求し、カラクリだの陰謀術数を人生の経緯とし、これを称して人間ができてゐるとか、大人物だとか、申してゐます。青年の純潔さ…

一日一言

九月二十二日 自分の心と勝負する 自分の行っていることを世間の劣っているものと比べるから、それほど悪いとは思わないが、神や聖人と比較するまではいかなくても、自分の心に照らして、まだまだ上があることを知ると、いっそうの努力が必要となる。 人は善…

きれいな青ぞらとすきとほった風

『眼にて云う』 だめでせう とまりませんな がぶがぶ湧いてゐるですからな ゆふべからねむらず血も出つづけなもんですから そこらは青くしんしんとして どうも間もなく死にさうですけれどもなんといゝ風でせう もう清明が近いので あんなに青ぞらからもりあ…

木曜日

木曜日はフットサル。 爽快、爽快。

平気で生きる。

明治35年(1902年)の今日、正岡子規が亡くなりました。 子規は大喰いです。病人なのに。 亡くなる1年前、明治34年9月19日の日記。 九月十九日 晴 便通 朝食 粥三碗 佃煮 奈良漬 午飯 冷飯三碗 堅魚(かつお)ノサシミ 味噌汁サツマイモ 佃煮 奈良漬 梨一ツ …

多忙につき。

夜はねむるものである。 ── 山本夏彦(『何用あって月世界へ』)

戦艦大和ノ最期

昭和54年(1979)の今日、戦艦大和の生き証人、吉田満さんが亡くなりました。 『戦艦大和ノ最期』より、臼淵大尉の言葉。 すでに勝ち目のない戦争。国の為に死ねるのなら本望というA。死ぬことの意義がわからない、無駄死にだとするB。 青年将校たちは、互い…

“無償の愛”

「犬は人間よりも人間に優しい!? 『泣いている人間に対して犬は見返りを求めず平等に慰める』という研究結果」(ロケットニュース24) → http://rocketnews24.com/2012/09/15/247741/ 見返りを求めずに相手を想い、愛することを意味する “無償の愛” 。親子や…

ナルもナランも、

抜いた親知らず辺りの痛みがなかなか引かない。 痛み止めを飲み続けているせいか、お腹の調子も芳しくない。 痛みをとるか、お腹をとるか.....。 と言うか、どっちも痛い。 ナルもナランも 泣いてすごしてもわらってすごしても すぎる時間はおんなじばい し…

『修学の四標的』

久しぶりに、幸田露伴の『努力論』(8) 幸田露伴は修学には四つの的が必要であると言う。 「正」、「大」、「精」、「深」 『修学の四標的』(抜粋) 射を学ぶには的がなくてはならぬ、舟を行(や)るにも的がなくてはならぬ、路を取るにも的がなくてはならぬ…

木曜日は、

未だ頬の腫れがひかないが....。 運動は止められているが....。 木曜日はフットサル。 酒もタバコも賭け事もついでに女もない今のぼくには、これしか楽しみがありませぬ....。先生、ごめんなさい。 痛み止め飲んで早く寝ます.....。 「すべて楽しいことは、…

君子欲訥於言、而敏於行

12日、本日の日めくりカレンダーより。 「君子は言葉に訥(とつ)にして 行いに敏(びん)ならんと欲す」 君子たる者は、口を重くして訥弁でもいいが、実践においては敏速でありたいと思う。言葉の軽い者は訥を志して慎み、実践の遅い者は、敏をもって励ます…

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昨日抜いた親知らずが痛い。 左の頬が腫れ上がり“こぶ取り爺さん”状態.....。 駄目だ。 痛み止め飲んで寝る。 明日もまた、同じ日が来るのだろう。幸福は一生、来ないのだ。それは、わかっている。けれども、きっと来る、あすは来る、と信じて寝るのがいいの…

歯痛と自殺と

親知らずを抜いて来た。 歯が痛い.....。 歯は抜けたはずだから周りが痛いのか。 安吾センセも歯痛には苦しまされたようで、、、 『不良少年とキリスト』より。 もう十日、歯がいたい。右頬に氷をのせ、ズルフォン剤をのんで、ねている。ねていたくないのだ…

かき消される前に

過去も現在も、未来も、人間は生きてきて、悩んだり苦しんだり、愛したり憎んだりしながら、やがて死んでゆき忘れられてしまう。(中略)人間の為したこと、為しつつあること、これから為すであろうことは、すべて時間の経緯のなかに、かき消されてしまう。 …

両足折れなば手にて走らん

「元F1ザナルディ、自転車で金 レース事故で両足切断」(朝日新聞) → http://www.asahi.com/sports/update/0906/TKY201209060521.html レース中の事故で両足を切断した45歳の元F1ドライバーが、ハンドルをペダルに持ち替えてレースの場に戻ってきた。…

A MOONSHINE

月の綺麗な夜が続く。 月と言えば、タルホ。 稲垣足穂。 A MOONSHINE Aが竹竿の先に針金の環を取り付けた 何をするのかとたずねると 三日月を取るんだって ぼくは笑っていたが きみ おどろくじゃないか その竿の先に三日月がひッかかってきたものだ さあ取れ…

木曜日は、

久しぶりの木曜フットサル。 走って、笑って、汗かいて、週に一度のデトックス。 「人生には解決法なんかないのだよ。人生にあるのは、前進中の力だけなんだ。その力を造り出さなければいけない。それさえあれば解決法なんか、ひとりでに見つかるのだ。」 ──…

ママに曰く、(『堕落論』)

ムーミンママにいわせれば、 「堕落の人生なんて、楽しくさえないに、きまっています」 ということですが、パパは、そんなにきっぱりしたことは、いいませんでした。 ── 『ムーミン谷の仲間たち』 バイク日和。帰りにちょっと寄り道。 たまにはバイクに乗ら…

生きよ、堕ちよ。そして生きよ。

我が聖典、『堕落論』『続堕落論』より。 半年のうちに世相は変った。醜(しこ)の御楯(みたて)といでたつ我は。大君のへにこそ死なめかへりみはせじ。若者達は花と散ったが、同じ彼等が生き残って闇屋となる。ももとせの命ねがはじいつの日か御楯とゆかん…

『逆説の10カ条』

「これは胸に刻み込みたい! マザー・テレサも感銘を受けた『逆説の10カ条』」(ロケットニュース24) → http://rocketnews24.com/2012/08/31/244556/ 少し前にインターネットで話題となった「逆説の10カ条」。日本の政治家である麻生太郎氏もこの10カ条を小…

亜細亜ハ一な里

「 遠慮めさるな 浮世の影を 花と夢見し 人もいる 」 ── 岡倉天心 大正2年(1913)9月2日 岡倉天心 没 『亜細亜ハ一な里』 http://www.geocities.jp/otutyou/ootu/ibadai/kinenhi/kinenhi.html 『茨城県天心記念五浦美術館』 http://www.tenshin-museum.org/…

帰宅

とりあえず、無事帰宅。