NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

他人を解放せよ

「こころすべきは、ゆめゆめ他人の精神を自分の限界のなかに閉ぢこめてしまはないことだ。他人を解放せよ。そしてぼく自身をきみたちの眼から解放してくれたまへ。」── 福田恒存(『否定の精神』)福田恆存評論集〈第16巻〉否定の精神作者: 福田恆存出版社/…

一日一言「かしこき聖旨」

十月三十日 かしこき聖旨 明治二十三年の今日は、教育勅語が発布された日である。学校を出てしまえば、勅語を聞く機会も少なくなるが、老いも若きも、男も女も国民はときどきこの趣旨を心にとどめて実行したいものである。 父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋…

スパイク・ジョーンズ監督による「最も記憶に残るMV」

rockinon.com ウィーザー、ビョークなどスパイク・ジョーンズ監督による「最も記憶に残るMV」を英メディアが紹介 (2019/10/27) 洋楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

読書週間

『公益社団法人 読書推進運動協議会』http://www.dokusyo.or.jp/ あつちへ行つてくれ。 小説を読むなら、勉強して、偉くなつてから、読まなければダメですよ。陸軍大将になつても、偉くはない。総理大臣になつても、偉くはないさ。偉くなるといふことは、人…

立志尚特異

彼は多くの企謀を有し、一の成功あらざりき。彼の歴史は蹉跌の歴史なり。彼の一代は失敗の一代なり。然りといえども彼は維新革命における、一箇の革命的急先鋒なり。もし維新革命にして云うべくんば、彼もまた伝えざるべからず。彼はあたかも難産したる母の…

一日一言「人生の新陳代謝」

十月二十六日 人生の新陳代謝 いつも正しくきちんとして進んでいくものは、年令である。これだけは若い者が年寄りおを追いこすことはできない。そのほかのことでも不変のものばかりとは言えない。昨日まで身分の高い役人であっても、今日になれば、その職を…

TAROUPHO

足穂の日。 私は、私を動かしているものを信じている。けれども、我をして世に勝たしめ給えなど云って、そのものに祈願している訳ではない。何故なら、私が若(もし)そんなお祈りをやったら、同様な事を願っている人が彼方にも此方にもある筈だから、修羅道…

一日一言「人の恩」

十月二十四日 人の恩 忘れがちなのは、人から受けた恩である。自分が人のためにしたことは、少しであっても大きなものと思いがちである。人が自分のためにしたことは大きなものであっても、小さなものとしか思わないから、他人の薄情なことをうらんで、自分…

“夏彦翁”

平成14年(2002年)10月23日 山本夏彦 没 安直な“正義”を嫌い(“茶の間の正義”)、徹底して“偽善”と戦い続けた、稀代の名コラムニスト。 曰く、 およそ天下に五枚で書けないことはない。 ── (『「豆朝日新聞」始末』)人は、親しみと尊敬の念を込め“夏彦翁”…

中也忌

思へば遠く来たもんだ十二の冬のあの夕べ港の空に鳴り響いた汽笛の湯気(ゆげ)は今いづこ 雲の間に月はゐてそれな汽笛を耳にすると竦然(しようぜん)として身をすくめ月はその時空にゐた それから何年経つたことか汽笛の湯気を茫然と眼で追ひかなしくなつ…

あらゆることを疑つてみたまへ

あらゆることを疑つてみたまへ。人事のすべてに猜疑の眼をむけてみたまへ。そして自己の不正を徹底的にやつつけてみたまへ。どうしても疑ひえぬことは、ぼくたちがかうして大地のうへに日々を生きてゐるといふ事実であらう。なにを不正であるときめつけるに…

一日一言「世の中の不思議」

十月二十日 世の中の不思議 今日は恵比須講といって、商売繁盛を祝う日である。何事も栄え繁盛するには、自分自身の努力であるというのは、安政三年(西暦一八五六年)の今日亡くなった二宮尊徳の教えである。 杣(そま)が深山に入って木を伐るのは、木材が…

Björk

i-d.vice.comwww.interviewmagazine.comUtopiaアーティスト: ビョーク出版社/メーカー: Hostess Entertainment発売日: 2017/11/24メディア: MP3 ダウンロードこの商品を含むブログを見るダンサー・イン・ザ・ダーク(字幕版)発売日: 2016/05/06メディア: Prim…

一日一言「細心大胆」

十月十八日 細心大胆 気が弱くては物事は成功しない。精神を強くして勇気を持てば、おおかたの物事には負けない。百の鬼が襲ってきても、なんのこれしきのこと思ってにらめば、鬼は意外と弱いものである。だが、こちらが弱みを見せれば調子にのって襲うのが…

生きるために山に登る

www.sankei.com

一日一言「心を入れかえる」

十月十六日 心を入れかえる 天が下した災難は、これに耐えることはできるが、これから逃れることはできない。自分から招いたわざわざいは心にしみわたるが、これをなくすことはできる。自らの決心一つでなくすことができるわざわいをどうして永い間ひきずっ…

The Soul of Japan

私たちの日本の花、すなわち桜は、その美しい粧いの下にとげや毒を隠し持ってはいない。自然のおもむくままにいつでもその生命を棄てる用意がある。その色合いは決して華美とはいいがたく、その淡い香りには飽きることがない。 ── 新渡戸稲造(『武士道』)1…

一日一言「腹を立てるな」

十月十四日 腹を立てるな 人間が腹を立てるにはいろんなわけがあろう。わけもないのに腹を立てるのは馬鹿げたことである。わけがあって腹を立てるのは普通の人がすることで、わけがあっても腹を立てない人こそ、立派なひとである。 いかりをばしづむる時は世…

Hunter's Moon

一日一言「旅の心得」

十月十二日 旅の心得 元禄二年(西暦一六八八年)の今日、芭蕉(江戸前期の俳人)が亡くなった。彼の諸国をめぐり歩くときの心がまえとして、次のようなものがある。 他の短を挙げて己が長をあらはす事勿れ 人を誇りて己に誇るは甚だいやしき事なり 主(ある…

一日一言「愚者に勝る愚」

十月十一日 愚者に勝る愚 非難する人の言葉を聞いて、自分が悪かったと悟ったならば、これは大きな拾い物をしたのと同じである。人の非難することが自分に覚えのないことであれば、その人のおろかさを表すものであるから、おろかな者を相手にすることなく、…

中村 元

この変転 常ない世の中ではまず自分に頼るべきである自分に頼るということはどういうことであるか自分はこの場合にどうすべきかということをその場合その場合に考えることでしょうその場合 何を判断決定の基準にするのかそれは「人間としての道」「法(のり…

深読み「悪魔が来りて笛を吹く」

www4.nhk.or.jp 悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫)作者: 横溝正史出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 1973/02/20メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 44回この商品を含むブログ (66件) を見る 土曜日は「八墓村」 www2.nhk.or.jp …

ホンダ・スピリットは健在か?

motor-fan.jp

私は、もう、ねむい。

あつちへ行つてくれ。 小説を読むなら、勉強して、偉くなつてから、読まなければダメですよ。陸軍大将になつても、偉くはない。総理大臣になつても、偉くはないさ。偉くなるといふことは、人間になるといふことだ。人形や豚ではないといふことです。 小説は…

「自信満々のバカを脱却する方法」

gigazine.net 翁に曰く、 本当のインテリなら、そのインテリぶりを誇示しない。知恵あるものは知恵をかくすと聞く。真のインテリというものがあるとすれば、それはインテリに似てない。第一、むずかしいことを言わない。横文字を口にしない。インテリ特有の…

一日一言「知識と実行」

十月五日 知識と実行 知識を得ることは簡単であるが、これを実行することはむずかしい。しかし、細かいところまで知りつくしていなければ、実行してはならない。たとえば、農業のように、土をたがやし、時を間違えずに種をまき、草を刈れば、実ることは誰で…

Glenn Gould

グレン・グールド (1932年9月25日 - 1982年10月4日) 『グレン・グールド著作集 - 松岡正剛の千夜千冊』 http://1000ya.isis.ne.jp/0980.html 『映画「グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独」』 http://www.uplink.co.jp/gould/ 『グレン・グールド |…

ブッダの脳を手に入れる科学的方法

president.jp ブッダの脳 心と脳を変え人生を変える実践的瞑想の科学作者: リック・ハンソン,リチャード・メンディウス,菅靖彦出版社/メーカー: 草思社発売日: 2011/11/22メディア: 単行本この商品を含むブログを見る脳を鍛えてブッダになる52の方法――Just O…

一日一言「親子の愛」

十月二日 親子の愛 安政二年(西暦一八五五年)の今日、江戸に大地震が起こり、藤田東湖は母を助けようとして、自分は圧死した。親を思う子の心にまさるものは子を思う親の心というが、お互いの思いやりがあってこそ、人間が万物の頂点に立つものとしてその…