NAKAMOTO PERSONAL

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サクラvsウメ

「サクラ、ウメを追い抜く? 開花前線異状あり ちぐはぐ気温影響」(北海道新聞
 → http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060423&j=0047&k=200604222155

 サクラより早く咲くことの多いウメが、今年、道内でサクラに後れを取る可能性が出てきた。例年に比べ、寒かったり、暖かかったりと、冬から春にかけてちぐはぐな気温が続いている影響。サクラが先んずれば、桧山管内江差町では十九年ぶり、札幌では十七年ぶりとなる「異変」だ。先に花を開くのはサクラか、ウメか−。

 この春、九州や本州ではウメの開花が十日−一カ月近くも遅れた。一方で、サクラの開花は例年より数日早いところが多く、ウメの開花前線をサクラ前線が猛追している格好。ただ、サクラがウメより早く咲く「逆転」はまだ起きていない。

 ところが、北海道では事情がやや複雑。ウメもサクラも芽がふくらむのは四月。この時期としては今年の道内は例年になく気温が低いが、ウメにとってもサクラにとっても同条件。どちらが先に咲くか、結果は全く予想できない。

 札幌では一九九○年以降、ウメがサクラより一−八日早く咲くことが多い。

 札幌管区気象台が発表した今年の札幌のサクラ開花予想日は平年より三日遅い五月八日。ウメの開花予想は発表していないが、ウメの名所として知られる札幌市清田区の平岡公園のつぼみはまだ堅い。同園は「このまま寒い日が続けば開花はずれ込むかも」と話す。

 道内でほかにウメの開花記録があるのは、江差、函館、室蘭の三カ所。ウメよりサクラの開花が早かった逆転現象は最近では江差が八七年、札幌は八九年、函館九九年、室蘭二○○三年だった。

http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20060406
http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20060405


『さくらの開花予想 北海道地方 第1回』(札幌管区気象台) http://www.sapporo-jma.go.jp/life/sakura2006.html