2010-01-09 一日一言 一月九日 天を恨むな たとえ他人が怒って自分に仇を討ってきても、それに対応することはない。忠義を尽くし礼をもって臨めば、人は岩や木ではないから、いつかは自分の徳をわかってくれるものである。これは北条時頼の教えである。 〈明治天皇御制〉 天を恨み人を尤(とが)むることはあらじ わがあやまちを思ひかへさば ── 新渡戸稲造『一日一言』