NAKAMOTO PERSONAL

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Macau Grand Prix

「【F3マカオGP】国本京佑、やった! 日本人ウィナー2人目」(Response.)
 → http://response.jp/issue/2008/1117/article116600_1.html

 伝統のF3世界一決定戦、第55回マカオグランプリの決勝が16日にマカオ・ギアサーキットで行われ、Team Tom'sから出走した国本京佑(2号車)が優勝。

 佐藤琢磨に続く、ふたり目の日本人マカオGPウィーナー誕生となった。しかも、マカオF3史上最年少の19歳10ヵ月での優勝を記録。また、全日本F3出身の日本人ドライバーとしては初優勝(琢磨は英F3からエントリー)、Team Tom'sの2連覇達成など、記録ずくめとなった。

 15日に行われた予選レースでは、エドアルド・モルターラ(Signature Plus:7号車)が優勝し、決勝ポールをゲット。2番手に国本、3番手は全日本F3出身、今年はフォーミュラ・ニッポンで活躍したロベルト・ストレイト(Raikkonen-Robertson Racing:11号車)だ。

 決勝で国本はスタートダッシュでトップに躍り出るが、ストレイトはマンダリン手前で5番手スタートのサム・バード(Manor Motorsport:21号車)と絡んでクラッシュ、リタイアしてしまう。国本はその後リスボアでモルターラに逆転される。

 が、セーフティーカーが導入される規模のクラッシュが発生。全日本F3の08王者カルロ・ヴァン・ダム(Team Tom's:1号車)、全日本F3の6位ケイ・コッツォリーノ(NOW MOTOR SPORTS:24号車)はうまく抜けて順位を上げるが、全日本F3の07年王者大嶋和也(Manor Motorsport:22号車)、嵯峨宏紀(Le Beausset Motorsports:25号車)は引っかかって大きく遅れてしまう。

 2周後のリスタートで見事なダッシュを決めたのが国本。モルターラを再逆転することに成功した。続いて7周目の最終コーナーでクラッシュが発生すると、5番手を走っていたヴァン・ダムが巻き込まれ、リタイア。これで再度セーフティーカーが入るが、リスタート後は国本はスキを与えない。そのまま逃げ切り、トップチェッカーを受けた。

 3位争いを演じていたコッツォリーノは、13周目に前走車に追突してしまい、大きくポジションダウン、15位フィニッシュとなった。昨年3位で優勝候補の一角だった大嶋は16位フィニッシュ。嵯峨、松下昌揮(PTRS by Ombra:26号車)はリタイアとなっている。

「マカオGP、19歳の国本京佑が初出場で最年少V」(読売新聞)
 → http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20081117-OYT1T00570.htm
国本京佑、マカオGP優勝」(F1-Gate.com)
 → http://f1-gate.com/other/f1_2338.html


『Macau Grand Prix』 http://www.macau.grandprix.gov.mo/