きのこ観察会
「藻岩山きのこ観察会 データ集め、子供教室も 活動多彩に5周年」(北海道新聞)
→ http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/80002.html
緑豊かな札幌でキノコ観察を楽しむNPO法人「藻岩山きのこ観察会」が四月で創立五周年を迎える。観察会や子供向けきのこ教室で会員数を伸ばし、多くのキノコファンが集う。今後は観察結果をまとめた冊子を刊行するため、会員はキノコの魅力を味わいながらデータ集めに奔走している。
札幌市中央区の主婦中田洋子さん(61)が安全・安心に食べるためにキノコのことを知ろうと、二〇〇三年四月に友人ら十五人と同会を設立。現在は札幌と近郊に住む主婦や公務員など百五十人が所属する。
活動は月一回の定例観察会が中心。藻岩山(南区)のほか、旭山記念公園(中央区)などでキノコの観察や記録をする。ごみ拾いをしながら、必要最小限の量を持ち帰り、環境には配慮する。
また子供向けの勉強会を開いたり、会報誌「ポルチーニ」を発行してキノコへの理解を深めるなど活動は多彩だ。
これまでに会員が藻岩山周辺で確認したのはヒラタケやタマゴタケなど百九十一種類。観察結果を「藻岩山の森林とかかわるきのこ達」という冊子としてまとめることを決めており、一二年の刊行を目指す。
中田さんは「札幌ならではの、季節それぞれのキノコの楽しみ方を一緒に研究しましょう」と入会を呼びかけている。
四月十三日午後五時からは、ロイトン札幌(中央区北一西一一)で、「北海道のキノコ」の著書がある五十嵐恒夫北大名誉教授を招き、記念講演会「知床のきのこ」を開く。参加費は五百円。
同会の年会費は三千円で、入会と講演会の問い合わせは中田さん(電)631・8344へ。
ちょっと気になる。
『藻岩山きのこ観察会』 http://www.community.sapporocdc.jp/comsup/m-kinoko/