『ボクらの時代』

今朝のフジテレビ『ボクらの時代』（三浦朱門・曽野綾子・吉村作治）より。

　→　http://www.fujitv.co.jp/b_hp/jidai/backnumber/107000001-32.html

三浦朱門、曽野綾子夫妻と、エジプト考古学の吉村作治さん。

こんな諸先輩方と旅をしてみたい。
知的でスマートでユーモアがあって学ぶことが多い。

>三浦朱門
　吉村さんと一緒に旅してて、ちょっと高いなと思って値切ろうかと思うと、「騙されてやりましょうよ」って言うんですね。

>曽野綾子
　そう、例えばこれを買いに行くでしょ、バラの花を。そうすると一本10円、でも私に売るときには20円です、って20円分とる訳よ。でカッとなってこれは10円なんだって言ったとするでしょ。すると吉村さんがね、「値切ってもいいけど、12、3円で止めといてやってくださいよ。」ってね。そして私が2円高いのを承知で払う訳、そうするとその2円分はなぜ払うかって言うと、「曽野さんは、日本人は金持ちでそうじゃない人は貧しいんだから2円出してやって下さい。それからもう一つ、この2円で安全を買う。」これが必要なんです。
　知らないで騙されちゃいけない。知ってて騙されるんです。

>吉村作治
　相手は知らないと思ってしめた、って幸せじゃないですか。こっちは知ってるんだぞ、って幸せでしょ。なかなかね売り買いして両方が幸せなることなんて...で、物はこっち来てるんですね。
　これは、エジプトで習ったことで、これは武士道に繋がるんですよね。

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