NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

英語教育に就いて

続き。




「実際学校で行われているのは、小学校低学年からの英会話、パソコンを教えたり、株の投資なんかをやってみたり、
そういう風な実学みたいなものを始めている。これについてはどう評価されますか。

一言で言えば、愚民化政策です。


小学校から公立学校で英語なんかに戯れていたら日本から国際人は居なくなります。
まず国語を徹底的に叩き込む。漢字を叩き込む。それで読書を一生懸命させる。
日本の文化とか伝統とか情緒とかすばらしい文学遺産・世界に誇る文学遺産、こういうのを子供に読ませる。
こうやって内容をきちんと作っておかないと喋ることが無いんです。


内容が無くて英語が出来る人なんて、一番始末に悪い。
外国に出て、日本人を見くびらせる一番重要な働きをしているんです。売国的な行動をとっているんです。
従って、中身をまず整える。話すべき事をきちんと整える、これが先決なんです。だから国語は圧倒的である。
パソコンなんて小学校から戯れていたら、日本からパソコン作る人が居なくなっちゃう。
パソコンをきちんと作ったり、ソフトを書くには論理的思考がきちんと出来ないといけない。
そのためには算数や数学を徹底的にしなければいけないんです。
それをこれからは情報社会でインターネットが主役だからパソコンしましょう、なんて。こんなことで国民みんな賛成ですよ。
英語もね。あるいはね、金銭教育。株とか債券を小学校から教える。
よくぞこのようなことを言ってくれる。


初等教育、中等教育で最も重要な事の一つはね、お金より大事なものがある。これを教えなければいけない。
それをまず置いて、先にお金を教える訳でしょ、しかもこういう事を言ってるのが全部財界なんです。
はっきり言うと経団連とか経済同友会のトップの人たちがなぜかこういう事を言うんです。実学、実学と、ですね。
本当に困ったものです。

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