超電導リングサイクロトロン
「新鋭加速器が始動、元素の誕生解明へ…理化学研」(読売新聞)
→ http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20061228i315.htm
→ http://www.yomiuri.co.jp/photonews/photo.htm?ge=1&id=4139
自然界に存在する元素はどのようにして生まれたのかを解明するため、理化学研究所(埼玉県和光市)が建設した実験施設「RIビームファクトリー」で28日、世界最大級の超電導磁石を搭載した加速器「超電導リングサイクロトロン(SRC)」の初の加速実験が行われた。
誕生直後の宇宙では、猛スピードで飛び交う原子核がぶつかり合うことで次々と新しい元素が誕生したとされているが、原子核を加速して飛ばし、創生期の宇宙を再現するのが加速器の役割。
この日の実験では、アルミニウムの原子核が使われ、猛スピードで原子核が飛び出す状態の「重イオンビーム」という放射線の作成に成功した。
“超電導リングサイクロトロン”、“重イオンビーム”。
何だか強そう。