ヒューマノイドロボット

「雨に強い、運動神経抜群…人間型ロボットここまで進化」（読売新聞）
　→　http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050909i505.htm

　雨にあたってもさびず、ほこりっぽい場所でも大丈夫。氷の上を歩き、前かがみの姿勢でも作業できる――。耐久性にすぐれ、運動神経も良い人間型ロボット「ＨＲＰ―３Ｐ」が８日、栃木県内の工場で公開された。

　１９９８年に始まった、人と共存して働くロボットを作るプロジェクトの一環で、このロボットは３代目。川田工業（東京都北区）、独立行政法人・産業技術総合研究所、川崎重工業（同港区）が共同開発した。

　ロボットは身長１６０センチ、体重６５キロ。全身に３６個もの関節を持ち、複雑な作業が可能だ。無線遠隔操作で、２時間連続で動く。関節部を防水性の樹脂などで覆い、冷却用換気口にはほこりを防ぐフィルターを取り付けた。

　プロジェクトの目標は、原子炉内の点検やアスベストやダイオキシンの除去、災害復旧用の重機運転などをこなす作業ロボットを２００８年ごろ完成させることだという。

「防塵防滴、スリップ対応でタフになった人型ロボット『HRP-3P』」（PC Watch）
　→　http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0909/hrp3.htm（←動画あり）

『実環境で働く人間型ロボット試作機HRP-3Pの発表』（産総研）　http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2005/pr20050908/pr20050908.html

『人間型ロボットＨＲＰ−３プロトタイプ』（川田工業）　http://www.kawada.co.jp/ams/hrp-3p/index.html