NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

「葉酸とポリフェノール」

「脳の老化防止に葉酸が有効 オランダの研究」(CNN.co.jp)
 → http://cnn.co.jp/science/CNN200506260002.html

ワシントン(AP) 老化に伴う記憶力などの低下を防ぐために、葉酸を多く含むサプリメント(栄養補助食品)が有効との研究結果がこのほど発表された。米ワシントンで開かれたアルツハイマー病研究者らの国際学会で、オランダのチームが報告した。

チームでは、50−75歳の健康な男女818人を2つのグループに分けて実験を実施。一方のグループには葉酸800マイクログラムを含むサプリメント、別のグループには偽薬を、毎日1回ずつ投与し続け、3年後に記憶力と認知速度を検査した。

その結果、サプリメントを服用したグループは記憶力の検査で、実年齢より平均5.5歳も若い人たちと同等のレベルを維持していることが分かった。このグループは認知速度でも、平均1.9歳若い人たちに並ぶ成績を挙げたという。

アルツハイマー予防に野菜ジュース? 米会議で対策報告」(朝日新聞)
 → http://www.asahi.com/health/news/TKY200506200208.html

 米・ワシントンで開催中のアルツハイマー病をめぐる国際会議で19日、発症の何年も前に85%の確率で危険性を予測する画像診断法を開発したとする報告や、野菜や果物のジュースを愛飲すると発症リスクが4分の1に抑えられるという報告があり、注目を集めた。

 画像診断法を開発したのは、米ニューヨーク大の研究チーム。記憶の中枢とされる脳の海馬という部分の活動低下を、陽電子放射断層撮影(PET)で診断するもので、発症の15年前に予測すyることも可能だという。

 脳が活発に活動している場所では、エネルギー源のぶどう糖が盛んに消費されることが知られている。研究チームは50〜80代の健康な53人を対象に、海馬でのぶどう糖の消費状況を時折PETで測りながら、9〜24年間経過を追った。

 最終的には、25人がアルツハイマー病や軽度認識障害を発症した。発症者のPET診断の結果を未発症者と比べると、研究開始の段階ですでにぶどう糖の消費が15〜40%低かったという。

 そうしたジュースを週に最低3回は飲む人は、週1回未満の人に比べて、アルツハイマー病の発症リスクが75%も低かったという。

 ビタミン剤や栄養補助食品は発症リスクに影響していなかった。研究チームは「野菜や果物のジュースに含まれるポリフェノールが、アルツハイマー病の発症を遅らせているのだろう」という。


おそらく、どちらもワンシントンで開催中のアルツハイマー病の国際会議。恐らくは同じ会議がソースだと思われます。


要は葉酸とポリフェノール。です。