NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

『日本はなぜアジアの国々から愛されるのか』

今日の産経抄より。
「【産経抄】8月18日」
 → http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130818/plc13081803150001-n1.htm

 カメラマンの池間哲郎さんは貧困地域の支援や撮影のため、もう200回近くアジアの国々に足を運んでいる。あるとき、カンボジアの人たちと食事をしながら恐る恐る聞いてみた。「カンボジア人は今でも日本を憎んでいるんですか」と。

 先の大戦中、この国にも日本軍が踏み込み、駐留していたという歴史があるからだ。だが聞かれた方はキョトンとし「なぜそんなことを言うのですか」と逆に聞き返した。「日本を恨んでいる人は誰もいません。全く反対です」。年長者の発言に全員がうなずいた。

 近著『日本はなぜアジアの国々から愛されるのか』(育鵬社)で明かしている体験談だ。池間さんは、日本人がアジアの人々から嫌われていると思っているのは大間違いだと言う。「徹底的に反日教育を続ける3か国は別として」アジアの人々は日本が大好きと断言するのだ。

 「3か国」は想像通りとして、実は「3か国半」である気もする。昨日も書いたが、15日の戦没者追悼式で安倍晋三首相が日本の「加害責任」に触れなかったと、一部マスコミが糾弾していた。中国、韓国だけでなく日本人にも「嫌日」をあおっていると思えるからだ。

 戦没者追悼式は、戦争で亡くなった人々を悼み、御霊(みたま)を慰める場である。だがそこで首相が「加害責任」や「反省」の念を述べることは「あなた方は間違った戦争のために死んだのです」と突き放すようなものだ。国を思い戦陣に散った人々にはとても耐えられまい。

 確かにこれまで何代かの首相は式辞で「反省」を口にしてきた。だがそれは中韓に気兼ねしての政治的発言だった。今年、慰霊と政治とを切り離したことは英断とさえいえる。「嫌日」国などごくわずかであることを確かめたい。

『2013年08月13日(Tue) 親日国家「20対2」の真実』 http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20130813
『2013年01月13日(Sun) 台湾から見た日本』 http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20130113
『2012年10月03日(Wed) LOVE! JAPAN』 http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20121003
『2011年07月07日(Thu) 最も親切な国』 http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20110707
『2011年05月06日(Fri) 日本を嫌うのは韓国だけ』 http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20110506
『2011年03月14日(Mon) 強靱な日本』 http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20110314
『2009年08月14日(Fri) 偏向報道 』 http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20090814
『2007年08月11日(Sat) 台湾』 http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20070811



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