本日のおことば。
クリスチャンである曽野さんは目の見えない身体の不自由な方々を聖地巡礼の旅に連れて行く。
- どれほど苦しむことが出来るか、それが人間の品位を決定する。(ニーチェの引用)
- 愛は互いに見つめ合うことではなく、一緒に同じ方向を見つめること。(サン・テグジュペリの引用)
- 旅には、美味しいものを食べた喜びと、美味しいものを食べられなかった恨みと両方あって良いのです。
- 人生、マイナス込み。です。
- 奇跡は怪我や病気が急に治ることなんかじゃなく、苦しみによって自己を発見する、それこそ奇跡です。
- 苦しみや不運は避けるものではなく、それらには意味がある。解決し、プラスの意味合いに使うのです。
- 苦しみを知ると、やわらかい端正な人間になる。
- 「歯を磨かず顔も洗わず着替えもせず、寝るんです。」私はそういう体験をさせたかった。(砂漠のテントで、身体の不自由な人たちに「着替えはどうするんですか」と聞かれて)
- 今の日本はおせっかい。
- 手抜きは大事です。出来るだけ手抜きして楽して、続くようにするんです。いい加減の方が続くのです。
- 手と口があれば自分で食べられる。
- 言葉遣いが差別に当るとひりひりするのは尽くしていない人です。本当に尽くしてる人はそんなことは気にしません。
- 人生は計画通りにはなりません。
- ダシに使われる事は光栄です。色んな使われ方があって良い。
- 愛には二つあって、フィリア(好き)とアガペー(理性と意思の愛)と。理性の愛こそが本当の愛なのです。
- 本当の愛とはどんなに憎んでいてもその人にこうすべきであるということをする。理性の愛です。
- 好きである愛、なんてのは一旦何かつまづくと物別れに終わる。嫌いになったらそれまで。
- 安心して暮らせる世の中なんてありません。
- 幾分かは、自分で納得した危険を冒さないことには本当の人生はわかりません。その危険というのは自分で負担しなければならない。そして、それを納得したのならば誰かのせいだと言わない、大人の決意がいる。そのとき初めて私たちは生き生きとした人生を送ることが出来るのです。
- 死んでも良い、という選択も尊重しなければならない。
- 病人も高齢者の方々も、皆が今日一日が“生きるに値するもの”でなければならない。“ただ呼吸しているだけ”ではいけない。そのためにはいささかの危険も冒険もいるのです。
- 冒険は若者だけのものではない、すべて生きる人間のためにあるのです。
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権利を主張することが民主的な生き方であって、それが人間の最も望ましい生き方などと、私は思えない。私自身、弱いエゴイストだけれど、人間というものは、自分が損のできる人にならねばならないと思っている。できるかどうかは別として、そうありたいと願うのである。損な立場がとれた時、人間は初めて、動物ではなく、人間になれるからなのだ。
── 曾野綾子(『自分をまげない勇気と信念のことば』)
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