いのち短し
今更ながら『ゴンドラの唄』の歌詞が良い。
「いのち短し恋せよ少女(おとめ)」「明日の月日のないものを」「黒髪の色褪せぬ間に」「今日はふたたび来ぬものを」
短い命。限られた人生。二度と戻らない今。
後悔無いよう、大切に生きないと。
自戒
いのち短し 恋せよ少女(おとめ)
朱き唇 褪(あ)せぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日の ないものを
いのち短し 恋せよ少女
いざ手をとりて 彼の舟に
いざ燃ゆる頬を 君が頬に
ここには誰れも 来ぬものを
いのち短し 恋せよ少女
波に漂う 舟の様に
君が柔手を 我が肩に
ここには人目 無いものを
いのち短し 恋せよ少女
黒髪の色 褪せぬ間に
心のほのお 消えぬ間に
今日はふたたび 来ぬものを
── (中山晋平 作曲 吉井 勇 作詞)
われわれは、めいめいが、めいめいの人生を、せい一ぱいに生きること、それをもって自らだけの真実を悲しく誇り、いたわらねばならないだけだ。