NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

行って良かった無料観光施設

「行って良かった無料観光施設、口コミで選ばれた全国のトップ20は?」(Narinari.com)
 → http://www.narinari.com/Nd/20121019446.html

旅行クチコミサイト「TripAdvisor」の日本法人トリップアドバイザーは10月31日、同サイトに投稿された口コミ評価をもとにした「行ってよかった無料お出かけスポット トップ20」を発表した。
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このランキングは、無料で利用できる日本国内の観光施設を対象に、過去1年間の日本語の口コミでの評価をもとにランキングしたもの。1位には富山県にある「黒部ダム」が選ばれたほか、無料とは思えないほど施設やサービスの充実した穴場スポットが数多く選ばれる結果となった。


◎行ってよかった無料お出かけスポット トップ20

1位 黒部ダム(富山県)
2位 サントリー武蔵野工場(東京都)
3位 三内丸山遺跡(青森県)
4位 大倉山ジャンプ競技場(北海道)
5位 北海道大学札幌キャンパス(北海道)
6位 オリオンビール名護工場(沖縄県)
7位 サントリー京都ビール工場(京都府)
8位 羽田空港展望デッキ(東京都)
9位 インスタントラーメン発明記念館(大阪府)
10位 ニッカウヰスキー余市蒸留所(北海道)
11位 兵庫県立コウノトリの郷公園(兵庫県)
12位 貨幣博物館(東京都)
13位 松本市アルプス公園(長野県)
14位 サントリー山崎蒸溜所(大阪府)
15位 万国津梁館(沖縄県)
16位 シャトレーゼ 白州工場(山梨県)
17位 かねふく めんたいパーク(茨城県)
18位 野毛山動物園(神奈川県)
19位 サッポロビール博物館(北海道)
20位 あわじ花さじき(兵庫県)
※各スポットの口コミや投稿写真、地図などの詳しい情報は特設ページ参照(http://www.tripadvisor.jp/pages/FreeAtractions_2012.html


1位に選ばれた「黒部ダム」は、アクセスに各種の有料交通機関の利用が必要だが、ダムや資料館、展望施設などの関連施設は無料で見て回ることが可能。口コミでは、巨大建造物としての存在感や大迫力の放水風景などの魅力に加え、「まさに技術大国日本の歴史を感じることができます」「50年以上前に、このようなダムを完成させた人間の底力を感じさせられました」など、そのダム建設の様子や苦闘に思いを馳せたものが多く見られた。
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2位には都内唯一のビール工場で、工場見学後にプレミアムモルツやモルツなどビールを3杯まで試飲可能な「サントリー武蔵野工場」がランクイン。3位には出土した遺物を展示するさんまるミュージアムなどの施設も無料で利用できる「三内丸山遺跡」が選ばれている。
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トップ20に選ばれたのは、いずれも、無料とは思えないほどの充実した施設やサービスが楽しめるスポット。そのおよそ半数となる9施設は食品系企業の運営する工場や博物館で、人気の秘密は、やはり無料で試食や試飲などが楽しめることにあるようだ。


長く札幌に居ながら大倉山も北大も行ったことがない。

図書館、博物館好きとしては北大が楽しそう。
そう言えば博物館もしばらく行っていない。
今度行ってみよう。

と、思いつつも機会が無いとなかなか.....。



安吾も言っている。
人生には休養娯楽が必要であると。

 人々の休養娯楽に奉仕することが尊い仕事だと知らない人々は貧しい人々だ。休養娯楽が人生に一つの大きな意味ある生活であることを知らないのだから。
 休養娯楽の正しい意味が分らぬところに豊かな愛や深い思想や魂は生れてこない。大きな正義も育ちはしない。日本の貧しさの最大なる一つは娯楽を悪徳と見ることで、娯楽が悪いのではなく、娯楽によつて崩れるやうな因習的道徳や教育が悪い。映画が悪いわけでもなく、ダンスホールが悪いわけでもない。悪いとすれば、人間が悪い。
 登山の苦痛に堪へて頂上を極める喜び、マラソンの激痛を忍んでゴールに至る喜び、苦痛も亦娯楽なのである。歯をくひしばつて走つて何が面白いのかネ、などと、自分一個の限定以外に知り得ない貧しい魂は悲しい。私は先日パンパンガールと会談したが、彼女らが明朗で自分の人生を呪ふどころか愛し喜んでゐるので、うれしかつた。今までのやうな暗い悲しい娼婦にくらべて、この明朗な娼婦の誕生は、ともかく日本の一つの進歩で、パンパンの出現は決して日本のダラクではない。私はダンスホールは知らないけれども、友達のホールの支配人の話によると、不品行なダンサーの無軌道ぶりもひどい代りに、処女のダンサーが非常に多くなり、このことは戦前のダンスホールに見られなかつた現象だといふ。これも亦一つの進歩ぢやないか。かうして汚辱の中から新らしいものが育つてくる。
 たゞれた愛慾、無軌道な放埒の中からも、やがてそこに高い魂が宿るやうになるものだ。たゞれた愛慾はいつの世にもあるもので、娯楽のせゐぢやなく、人間のせゐだ。娯楽が人間の劣情を挑発するといふなら、娯楽を禁止して、娯楽なき健全世界を創るか。これが健全だといふなら、私は不健全、私は不健全を名誉とする。

── 坂口安吾(『娯楽奉仕の心構え』)

旅の途中に立ち寄る博物館、記念館、美術館の類いが好き。


江戸東京博物館』 http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
国立科学博物館』 http://www.kahaku.go.jp/
国立民族学博物館』 http://www.minpaku.ac.jp/
九州国立博物館 』 http://www.kyuhaku.com/pr/


『北海道立近代美術館』 http://www.aurora-net.or.jp/art/dokinbi/
『北海道立文学館』 http://www.h-bungaku.or.jp/
『札幌芸術の森美術館』 http://www.sapporo-art-museum.jp/
『花巻新渡戸記念館』 http://www.city.hanamaki.iwate.jp/sightseeing/nitobe/
宮沢賢治記念館』 http://www.city.hanamaki.iwate.jp/sightseeing/kenjimm/
『會津藩校 日新館』 http://www.nisshinkan.jp/ 
武井武雄の世界 イルフ童画館 岡谷市』 http://www.ilf.jp/
『茨城県天心記念五浦美術館』 http://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp/
大和ミュージアム』 http://www.yamato-museum.com/