NAKAMOTO PERSONAL

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「中国版新幹線」

「7月1日に開業したばかりの『中国版新幹線』で早くもトラブル続出 駅では雨漏りも」(FNNニュース)
 → http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00203384.html

7月1日に華々しく開業したばかりの「中国版新幹線」で、早くもトラブルが続出している。
口に箸をくわえて笑顔の練習をしていた「中国版新幹線」の乗務員が、客に詰め寄られ、涙を流していた。
客が「泣くなんて本当に嫌だわ。泣けばすべて解決できると思ってるの!」と詰め寄ると、乗務員は「お客様の抗議は、すべて上司に伝えました!」と話した。
さらに、客が「中国の威信にかかわることだからね!」と話すと、乗務員は「わたしたちは上司に報告済みです」と答えた。
7月1日に華々しく開業したばかりの「中国版新幹線」だが、早くもトラブルが続出しているという。
13日は、上海から北京に向かっていた列車が故障し、緊急停止した。
12日も、電力供給設備が故障するなど、すでに3度も緊急停止する事態になっている。
乗客は、「乗務員は対応がわからず、あわてていました」、「緊急対応が駄目だね。3時間も待たされたよ」と話した。
こうした事態に、現地メディアは、「中国の高速鉄道の体たらくが世界の笑いものになっている」と激しく非難している。
実は、運行上のトラブルだけでなく、駅にも問題が見られた。
完成したばかりの南京南駅の広場では、タイルが激しく壊れていて、踏んだだけでグラグラと動き、下は完全に固定されていなかった。
床のタイルは簡単にはがれ、天井からは、いたるところで雨漏りしていた。
国営メディアが、こういった国を挙げてのプロジェクトに批判的な報道をするのは、異例のこととなる。
利用者は、「できたばかりなのに、もう壊れるなんて...」、「空いてるときは大丈夫だろうけど、混雑したら絶対危ないよ」などと話した。
手抜き工事が指摘されるこの事態に、工事責任者は「工事はまだ点検が終わっていないんだ。わたしたちも、いろいろチェックしてる段階なんだ。まだ終わってないんだよ」と、あいまいな説明をした。
波乱の滑り出しを見せる「中国版新幹線」。
中国鉄道省は、トラブルの原因の分析を進めている。

「北京−上海新幹線、また故障=4日間で3回目」(時事通信)
 → http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011071300944

「中国版新幹線 北京−上海開業 祝福一色、日本技術はまったく無視(中国紙)」(産経新聞)
 → http://sankei.jp.msn.com/world/news/110704/kor11070408170000-n1.htm