SUPER STAR
「シンディ・ローパー、空港で足止めを食らった客に粋な計らい」(ロケットニュース24)
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3月4日、アルゼンチンの空港で飛行機の遅延や欠航が相次ぎ、足止めを食った客らは空港側に抗議して大騒ぎとなった。その場にたまたまシンガーのシンディ・ローパーが居合わせ、同様にフライト待ちをしていたのだが、客らを落ち着かせるために、ある粋な計らいを行ったという。
シンディ・ローパーは80年代を代表するシンガー・ソングライターである。過去にグラミー賞、エミー賞などを受賞しており、57歳になった現在も勢力的に活動をしているのだ。
その彼女がこの日、旅行中のホルヘ・ニューベリー空港で立ち往生する羽目に。というのも、フライト・スケジュールが大幅に乱れており、欠航や遅延が相次いでいた。彼女と同じく、飛行機を待っていた客らは苛立ち、窓口などで抗議を始めたのである。
見かねたシンディは、アナウンスのマイクを奪うと、歌い始めたというのだ。歌ったのは、彼女をスターダムに押し上げ、世界的ヒットとなった「Girls Just Want to Have Fun」。突然のライブに、イライラしていた乗客も空港関係者も大喜び。スーパー・スターの歌声に魅了され、騒ぎは収束したとのことだ。
そのときの様子は、Youtubeに多数公開されている。動画では、周りにいた客たちの笑顔を確認できるはずだ。さすが世界のエンターティナー。どんな状況でも、人を楽しませる気持ちを忘れない。