NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

子供の喧嘩

民主党は野党から変わっていない。


「三原議員『出産機能発言』どこが問題? 批判の民主議員に異論相次ぐ」(J-CAST)
 → http://www.j-cast.com/2010/10/22078959.html?p=all

 自民党の三原じゅん子参院議員(46)が体験談を元に女性の出産機能について触れた発言に、民主党議員が「不適切だ」と噛みつき、論議になっている。発言には、本当に問題があるのだろうか。
 2010年7月の参院選で初当選した元女優の三原じゅん子議員にとっては、質問デビューの機会だった。

「自分の体験を話したにすぎません」

 10月21日の参院厚生労働委員会で、三原氏は、新人としては異例の50分間が与えられた。そこで、選挙戦から訴えていた子宮頸がんの予防ワクチン接種の必要性について取り上げ、まず体験談から切り出すことに。
 三原氏は、自ら2年前に子宮頸がんを患ったと告白した後に、こう話を続けた。
 「そして、女性にとって最も大切な子どもを産むという機能を失ってしまいました」
 さらに、その体験を元に予防接種を広める運動をしてきたとし、全額公費助成を早く実現するよう国に訴えた。
 ところが、女性の出産機能に触れた発言に、反応する委員がいた。毎日新聞の21日付記事によると、民主党議員から「女性は子どもを産むためにあるような表現で不適切だ」との批判が出たというのだ。厚労委の民主党理事は、近く三原氏に注意するよう野党理事に求めるとも報じている。
 これに対し、2ちゃんねるなどネット上では、「女性全般に対してならアウト」「最もと言ってる事が問題なんだろう」などいう見方もあった。とはいえ、「自分の体験した事実を言って何が悪いのか」「なんという揚げ足取り」などと、民主党議員への異論がかなり多くなっている。
 三原氏も22日、民主党議員の批判に対し、自らのブログで反論した。
 「不適切?」のタイトルで、選挙中から同じ表現を使っていたが、クレームは一度もないと主張。「自分の体験を話したにすぎません」として、この議員の言葉こそ差別だと訴えた。

ブログに擁護のコメント100件以上も
 そして、三原じゅん子氏は、ブログの中で、「歪んだ考え方で他人を非難するしかないとは心底呆れ返るばかり」だとして、「がんを患った私達を愚弄した、その議員を私は決して許しません!」とまで非難した。
 ブログのコメント欄にも、書き込みが相次いでおり、100件以上にも達している。コメント管理をしているアメブロではあるものの、そのほとんどが三原氏を擁護するものだ。
 批判した民主党議員がだれなのかは、委員会内での発言でないこともあって、はっきりしていない。そこで、女性に関係する問題であることから、参院厚労委の女性委員2人に取材した。うち1人の事務所では、批判したことを秘書が否定したうえで、「三原議員にいろいろ考えがあって話されたと思いますので、発言は差し控えさせていただきます」と話した。また、もう1人の事務所では、議員からは意見を聞いておらず、外出中のため、コメントできないとした。
 批判意見の扱いについて、民主・足立信也厚労委理事の事務所では、検討事項には挙がっているものの、野党理事に注意を求めるかは決めていないという。まだ意見が出ている段階で、その議員名も明らかにできないとする。三原発言を自らがどう考えるかは、「理事の立場では、申し上げられません。党内で検討して、しかるべき方法で意見をまとめたい」(秘書)としている。
 三原氏の事務所では、秘書が「女性全般に対してではなく、実体験に基づいてお話しさせていただいただけです。発言の前後を聞いてみられれば分かるように、不適切だとは思っていません」と改めて説明した。事務所には、電話やメールなどの意見が数十件も寄せられているが、ほとんどが三原氏への激励だという。

三原じゅん子議員、森ゆうこ議員の批判『眼中にない』」(スポーツ報知)
 → http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20101023-OHT1T00042.htm


 言葉の快、不快は、一語一語の持つ意味や定義のうちにはない、それを使う人の心にある。邪心が無ければ、そして、それを邪推する事なく聴く事が出来さえすれば、どんな「不快用語」も不快感を伴わぬであろう。なぜ人々は「不快用語」一掃を叫ぶ人々の邪心に、そして彼等の用いる言葉に不快感を覚えぬのか、そういう語学感覚の持主は一生「不快用語」に付きまとわれるであろう。そればかりではない、所謂(いわゆる)「不快用語」は日本語ばかりでなく、あらゆる国の言語にとって、堆肥の如く言葉の地味を豊にする不可欠のものである。

──  福田恆存『日本への遺言』


何でもないことを差別だと思う心が既に差別であり、差別だと叫んだ人が差別している。


子供の頃、言ってた。
「バカって言った人がバカなんだよ」