日本 2

「日本人の交通ルールをきちんと守る姿に驚き『韓国にはない習慣だ』」（ここヘンJAPAN）
　→　http://koko-hen.jp/archives/1210254.html

　韓国でバスやタクシーを利用したことはありますか？韓国は日本と違い、車もタクシーも、バスも、バイクも競い合うようにして走ります。車線をガンガン変更するし、車間距離も非常に狭いのでヒヤヒヤの連続。タクシーは街中でも１２０キロ以上の猛スピードを上げ、バスは乗客が完全に乗り込んでいないのに走り出します。さらに、赤信号でも常時右折しようとするし、交通ルールを守って停まっていると、むしろクラクションを鳴らされてしまう世界です。
そのため、韓国人が日本でバスやタクシーを利用すると、交通ルールをきちんと守る日本の姿に逆に驚かされるのだそうです。

　観光で日本を訪れたイさん（韓国人男性）は、ゆっくりと走る日本のバスを利用し、とても不思議だったと語ります。「日本のバスはどんなに道が空いていても、ていねいに運転し、ほとんどスピードを上げません。電車のように時刻表通りに運行し、車線もきちんと守る。韓国でバスを運転するのは至難の技だけど、日本なら自分でも運転できるかもしれないと思うほどでした」。

　カンさん（韓国人女性）も観光で日本を訪れ、交通ルールをきちんと守る日本に感動したそうです。「日本を訪れると、停止線をきちんと守り、高速道路でもスピードを上げない日本の自動車文化に驚かされます。韓国では自分も含め、いかに他の車よりも前に行くかを考えて運転しています。交通ルールを守る日本人を見て『いや〜すごい』と感動していました。日本にはどうして交通ルールをきちんと守る習慣があるのでしょうか」。

　キムさん（韓国人男性）は、日本の交通文化には韓国には無い幾つかの特徴があると言います。「まず、日本は運転者が交通ルールを遵守しています。速度規制が６０キロメートルならそれ以下か、それ以上のスピードで走る車はほとんどありません。それから、車間距離をきちんと維持しているのを見ると、運転者たちの余裕を感じさせました。あと、特徴的だなと思ったのは、自動車よりも自転車や人間が優先だったことです」

　パンガさん（仮名・韓国人男性）は、交通ルールを守る日本の姿を見て「やはり先進国だな」と感じたそうです。「例えばバスの場合ですが、先に走るバスが停留所で乗客を乗り降りさせている時には、次のバスは後ろできちんと待っていますよね。前のバスが進まないと、後ろのバスが進むことはありません。でも、韓国では先に停留所に停まっているバスの後ろや横に他のバスが停まり、乗客を乗り降りさせたりします。また、日本のバスには車イス用のステップが付いているのもあり、障害者でも便利に利用できるようになっています。日本人の交通文化を見ると、あ〜〜やっぱり先進国だなと思いましたね」。

　旅行先でバスやタクシーなどの交通機関を利用すると、その国が持つ性格や特徴というものを強く感じられます。日本では車を運転する時に停止線で停止したり、制限速度を守るということは当然のことと認識されていますが、外国人からすると非常に優秀な交通文化を持っていると見られているのかもしれません。

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