方舟続報
「“ノアの方舟”、やっぱり偽物だった!? 古い建物をアララト山に運んだだけとのリーク情報」(デジタルマガジン)
→ http://digimaga.net/2010/04/2010-noahs-ark-was-a-fake.html
先日お伝えした「“ノアの方舟”、ついに発見。場所は大洪水のあと方舟が流れ着いたとされるアララト山」のニュースだが、残念なことにやはりこれは偽物だったようだ。信ジテイタノニ、ザンネンダ。
偽物とする根拠だが、じつは調査隊に参加した考古学者のランドール・プライス博士のもとで学ぶ学生から「方舟は偽物だ」とのリーク情報が、古代史やヘブライ語などを研究しているマイク・ハイザー博士のもとに届けられているのだ。
その情報にはランドール・プライス博士からのメッセージもついており、博士らは2008年の夏に中国の調査隊に考古学者として参加。そのときに博士とそのパートナーは今回の調査に10万ドル(約940万円)の投資をしているそうだ。
しかしながら調査隊はその資金を調査に使わなかったどころか、黒海近辺にあった古い構造物をアララト山まで運び、その翌年にアララト山の洞窟内に運び入れ、今回の発表のもととなる動画を撮影したのだという。
プライス博士は今回の発表時に使われた方舟内部の写真(2008年に黒海で撮影されたもの)も所持しており、その中には本来ならばありえないもの――部屋の隅にクモの巣が張っている――が写っているという。つまり、プライス博士は騙されてお金をまき上げられたわけである。
ハイザー博士はプライス博士のことをよく知っており、ハイザー博士もまたプライス博士のことを擁護している。
定例イベントのように毎回発見される新たな方舟、今回の方舟も残念ながら偽物だった。本物はいったいどこに眠っているのだろうか?
やっぱり.....。