一日一言
六月二七日
寛政五年(西暦一七九三年)の今日は、高山彦九朗が自刃し、安政六年(西暦一八五九年)の今日は吉田松陰が刑に処せられた日である。二人とも天皇に忠誠を尽くし、国を愛するサムライであった。この人たちを思い浮かべるとき、我々はこれでも国のために尽くしているのかと疑うことがある。時がたてば努め方も変わるものであるが、努めが変わっても天皇に忠義を尽くし国を思う心は変わってはならない。
(明治天皇御製)
世の中は尊(たか)き卑しきほどほどに身を尽すこそ務なりけり
花になり実になる見れば草も木もなべて務はある世なりけり
笛となり弓矢となりてくれ竹の世はさまざまにかはり行くかな
『高山彦九郎 - Wikipedia』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%B1%B1%E5%BD%A6%E4%B9%9D%E9%83%8E
『吉田松陰 - Wikipedia』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E7%94%B0%E6%9D%BE%E9%99%B0