NAKAMOTO PERSONAL

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子供達

「9条改正の日常 劇で警告/はえばるユース『憲法問題に関心を』 来月3日上演」(沖縄タイムス
 → http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-04-29-M_1-018-1_001.html

 「もし9条が改正されたら」―。町内の高校生らを中心に、日ごろから平和活動などに取り組む「はえばるYouth(ユース)」が5月3日、憲法9条をテーマにした寸劇を上演する。憲法改正が議論される中、9条が変わったら現実はどうなるのか。平和憲法に関心を持ってもらいたいと、若者たちが練習に励む。

 約15分の寸劇は、はえばる九条の会(金城義夫会長)が毎年憲法記念日に開いている講演会で上演される。金城会長は「憲法が改正されようとしている今、子どもたちが主体的に考えていることがうれしい」と期待する。

 劇は、ある日突然、9条が改正されたことを伝えるニュースから始まる。けんかで銃を持ち出したり、「軍」が経済的弱者に入隊を進めるなど、改正後の日常を極端に描く。

 銃を抜く役を演じる渡久地豪さん(沖国大1年)は「改正後の様子は極端な話。銃を人に向けるなんて怖くてあり得ないが、もしそれが当たり前の状況になったら自分自身『銃を向ける恐怖』がなくなると思う。それが怖い」。

 監督の吉永幸華さん(知念高2年)は「憲法の改正で何がどう変わるのか。賛成、反対ではなく、少しでも考えるきっかけになってほしい」と上演の意義を話す。

 代表の福広太郎さん(琉大1年)は「平和憲法を日本から世界に発信したい。堅いイメージがある講演会だが寸劇を通し若い人たちに興味を持ってほしい」と来場を呼び掛けた。

 講演会は3日午後6時から町中央公民館で開かれる。

9条が改正されると、なぜ「けんかで銃を持ち出したり」するのかはさておき.....。


自ら政治の道具に成り下がる子供達の将来を憂う。
もっとも、子供達もどうすれば大人が喜ぶかを察した上での事でしょうが。

子供は大人がみくびるほど鈍くはない。彼らは大人が何を欲するか知っている。

─ 山本夏彦『何用あって月世界へ』