NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

Santa hat

gate of himility

「ケンブリッジ大学のてっぺんにサンタの帽子が…、消防車3台出動する騒ぎに」(らばQ)
 → http://labaq.com/archives/51135111.html

 本来大学生というのは勉学に勤しむものですが、ユーモアやいたずら心に火がつくと彼らのエネルギーは計り知れないものがあります。

 ケンブリッジ大学のカレッジの1つである、ゴンヴィル・アンド・キーズ・カレッジ(Gonville and Caius College)で、学生がジョークにサンタクロースのあの赤い帽子をカレッジのゲートのてっぺんにかぶせてしまったのでした。

 このコミカルとも言えるこのいたずらを大学側はユーモアとは思わなかったようです。

 すぐに帽子の撤去をする措置を取るのですが、なんと3台の消防車で10人以上の消防士が1時間以上かけて、ようやく帽子を取り外したとのことです。

 地元の人は「大きな火事でもあったのかと思った」と言い、サンタクロースの帽子が救い出されるまでに、油圧式のはしごとかなりの時間がかかったそうです。

 周りには人だかりが出来、一時的に道路も閉鎖したため渋滞を招く事態となりました。

 いったい誰がどうやって帽子をかぶせたのかは謎のままらしく、特にこのゲートのてっぺんに登るのは不可能だとされています。

 1937年に発行された「The Night Climbers of Cambridge」(ザ・ナイトクライマー・オブ・ケンブリッジ)と言う本があり、それを参考にしたのではないかと推測されています。

 ゴンヴィル・アンド・キーズ・カレッジは1348年に創立された由緒ある大学で、あのスティーブン・ホーキング博士も現在、特別研究員として在籍しています。

 医学で定評のあるカレッジですが、学生のユーモアも抜群ですね。

 ですがケンブリッジ大学の新聞には、危険と規律についてつらつらと述べてあり、極めて遺憾だと、これに関係した者に対する処罰の意を示しています。

 ということできっと犯人は出てこないとは思いますが、いったいどうやって登ったのか気になりますね。

 Nothing To Do With Arbroath: Three fire engines called to remove Santa hat from Cambridge college roofより