森の貴婦人

「珍獣『オカピ』、野生の姿の撮影に成功　世界初と」（CNN.co.jp）
　→　http://www.cnn.co.jp/science/CNN200809120020.html

ロンドン（ＣＮＮ）　脚にシマウマのような縞（しま）模様があり、胴体は茶色で体つきはウマに似る珍獣「オカピ」の野生の姿の撮影に成功したと、ロンドン動物園協会（ＺＳＬ）が１０日、発表した。野生の姿をカメラがとらえるのは、世界初だとしている。

野生のオカピが撮影されたのは、アフリカ中部コンゴ民主共和国（旧ザイール）の自然保護区。森林に隠して設置したカメラが撮影した画像には、「オカピ」が近づいてくる様子が映っていた。また、これまでは昼間だけエサを探して動き回っているとと考えられていたが、深夜にも動き回っている様子が映っていたことから、夜間の活動も活発なことが明らかになった。

「オカピ」はキリンに近い仲間で、長い足や顔つきはキリンに似ている。しかし、体高は１６０センチほどで、首から胴体にかけてはウマに近い。アフリカでは１９世紀には、その存在が知られていたが、西洋社会には２０世紀初頭に英国の探検家ハリー・ジョンソンが紹介したのが初めて。

警戒心が強く、ほとんど姿を見せることがないため、詳しい生態などは分かっていない。ＺＳＬは今後、さらに調査を進めて生息数などを把握していきたいとしている。

『オカピ - Wikipedia』　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%83%94