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草思社

草思社民事再生法適用を申請、負債額22億5千万円」(読売新聞)
 → http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080109i414.htm?from=main4

 日本語ブームの火付け役になった斎藤孝著「声に出して読みたい日本語」(160万部)、F・アルベローニ著「他人をほめる人、けなす人」(123万部)などのベストセラーで知られる出版社の草思社(東京都文京区、木谷東男社長)が9日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。


 負債額は約22億5千万円。出版不況に伴う業績不振や有利子負債が経営を圧迫した。数社の企業が支援に名乗りを上げており、営業は継続し、3、4月に再スタートを目指すという。

 同社は1968年に創業。76年から2006年まで刊行を続けた徳大寺有恒著「間違いだらけのクルマ選び」、ポール・ケネディ著「大国の興亡」、流行語にもなった中野孝次著「清貧の思想」などを出版。90年代後半は、M・スコット・ペック著「平気でうそをつく人たち」など時代の空気をとらえた好タイトルの翻訳書でヒットを連発し、話題を呼んだ。

 最盛期の97年10月期には約32億円の売り上げがあったが、この数年、ヒット作に恵まれず昨年同期の売り上げは約14億円に半減。本社不動産を売却し、広告費を削減するなど合理化策を進めてきたが、自力再建を断念した。同社によると、「雑誌を発行せず、文庫、新書もなく単行本一本に頼っているため、ベストセラーが出なくなると苦しかった」という。従業員は31人。


そんな訳で、草思社のオススメ。


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