阿地川盤嶽
「たばこ外箱の健康警告、6割が“知らん顔”」(読売新聞)
→ http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070410it12.htm?from=top
たばこの外箱に表示される健康への警告が2005年7月に大きくなって以降、警告を読んで喫煙をやめた人は1割にとどまることが財務省の調査でわかった。6割の人が喫煙量を減らしてもいなかった。
警告表示は現在、外箱の表裏に、それぞれ30%以上の面積を占めることが義務づけられている。内容も、05年7月以前の「健康を損なうおそれ」といった抽象的な表現から「肺がんの原因となる」など具体的な病名を記すよう変更された。
調査によると、変更後の警告表示を読んだことがある人のうち、今年1月の調査時点まで約1年半の間に喫煙をやめた人は10%で、「喫煙本数を減らした」のは29%だった。
一方、残る61%は「減っていない」と答えた。理由は「喫煙で必ずしも肺がん等の病気になるわけではない」「喫煙を減らしても健康改善の効果が薄い」が合計32%に達し、警告の効果があまり浸透していないことを示した。
世の中矛盾だらけ。
「 今の世の中、嘘が多すぎる。俺は―― 嘘は嫌いだ!! 」
─― 阿地川盤嶽(『盤嶽の一生』より)
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