NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

ぼくたちは好敵手から手加減されたくない

「『親日』『反日』超え日本報道 韓国ネット新聞人気」(産経新聞)
 → http://www.sankei.co.jp/news/060118/sha060.htm

 「日本のことを正しく韓国の人に紹介したい」と、バンコク在住の韓国人実業家、朴志一(パク・ジイル)さん(30)が立ち上げた韓国語によるインターネット新聞「NewsJapan(ニュースジャパン)」が韓国の若者たちに人気を集めている。日本で起こった事件、事故や新聞の社説などを紹介し、ストレートに日本の姿を伝える内容。“発刊”して丸三カ月が過ぎたが、多い日は一日に約一万件もアクセス数がある。十八日には大阪府にNPO法人化を申請。朴さんは「両国の親善につながれば」と話している。

 朴さんは一九七五年ソウル生まれ。韓国・延世大学と高麗大学で新聞放送学を修め、関西外国語大や立命館アジア太平洋大学大学院などでも学んだ日本通。幼いころから、日本と韓国の仲が良くないことに違和感を持っていたが、二〇〇二年の日韓共同開催サッカーW杯で、日本の若者が韓国チームを応援する姿に感動した。「両国がもっと仲良くなるために」と、インターネットを使って日本の本当の姿を韓国語で紹介することを思いついたという。

 昨年十月にようやくインターネット新聞を立ち上げた。朴さんは「韓国と日本を指す『近くて遠い国』という言葉は、今の両国の状況をある程度適切に表現していると思います。これは過去の問題のためだけでなく、お互いの国のことを理解しないことが原因では」と訴える。

 新聞上では、親日でも反日でもなく、日本の姿を正確に伝える。「これまで誰もやらなかったが、相互理解のお役に立ちたい」と朴さん。


『NEWSJAPAN』 http://www.newsjapan.co.kr/



久しぶりにニーチェでも。(『ツァラトゥストラはかく語りき』

ぼくたちは好敵手から手加減されたくない


また自分が心底から愛している人達からも


そのように扱われたくない


だから、敢えて真実を語ることを許せ!

―─ 第一部 『戦争と戦士』

君は君の友の前では衣服を脱ぎたいと思うのか?


君がありのままの自分を彼に見せるのは


君の友にとっての栄誉だというのか?


だが彼は、そいつはまっぴたごめんだというだろう!


君は友のためには、どんなに我が身を美しく飾っても飾りすぎることはない

君の同情は推察でなくてはならない


君の友が同情を欲しているかどうか


まずわかっていなければならない


友への同情は堅い殻の下に潜んでいるのがいい


同情を味わおうとして噛めば


歯が折れるほどでなければならない


そのくらいで同情に微妙な甘みが出てくるだろう

君は奴隷なのか?


では、君は友になることが出来ない


君は専制君主なのか?


では、君は友を持つことが出来ない

―─ 第一部 『友』

私は他人に同情することで


同時におのれの幸福をおぼえるような


あわれみ深い人たちを好まない


彼らはあまりにも羞恥の念にとぼしい


たとえぼくが同情するとしても


遠くからそれをしたい

わたしは悩む者を助けた自分の手を洗う


悩む者がその悩みをぼくに見られたとき


わたしそのためのかれらの羞恥を察して


みずから羞しく思ったからだ


それにかれを助けたとき


わたしはかれの誇りを苛酷に傷つけたのだから

―─ 第二部 『同情者たち』


http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20051015
http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20050925
http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20050622
http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20050512
http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20040728