憂国忌
「『楯の会』最後の案内状 会員の思いまとめた書籍に掲載」(朝日新聞)
→ http://www.asahi.com/culture/update/1125/011.html
作家の三島由紀夫が東京・市谷の陸上自衛隊東部方面総監部で割腹自殺した当日、自ら率いた「楯の会」の会員たちに集まるよう指示した案内状を掲載し、会員たちの今の思いをまとめた「火群(ほむら)のゆくへ」(鈴木亜繪美(あえみ)著、柏艪(はくろ)舎刊)が出版される。
三島が自殺したのは35年前の11月25日。その日、三島自筆の署名が入った「十一月例会」の案内のはがきに従い、駐屯地に近い市ケ谷会館に午前10時半に集まった会員は約30人。ところが、三島も学生長の森田必勝も現れない。会員たちはラジオのニュースで、2人が割腹したことを知った。結局、それが最後の例会となった。
そう、今日は『憂国忌』。
三島由紀夫の自己陶酔的な“熱さ”、“濃さ”には違和感を覚えるが、彼の言わんとしていることには共感できる。
しかし、熱すぎる。。。
濃すぎる。。。
日本を日本の真姿に戻して、そこで死ぬのだ。生命尊重のみで、魂は死んでもよいのか。生命以上の価値なくして何の軍隊だ。今こそわれわれは生命尊重以上の価値の所在を諸君の目に見せてやる。それは自由でも民主主義でもない。日本だ。われわれの愛する歴史と伝統の国、日本だ。これを骨抜きにしてしまつた憲法に体をぶつけて死ぬ奴はゐないのか。
もしゐれば、今からでも共に起ち、共に死なう。われわれは至純の魂を持つ諸君が、一個の男子、真の武士として蘇へることを熱望するあまり、この挙に出たのである。
─― 『檄文』
『第35回憂国忌』 http://www.nippon-nn.net/mishima/
『三島由紀夫 Cyber Museum』 http://www.vill.yamanakako.yamanashi.jp/bungaku/mishima/
『春の雪 公式サイト』 http://harunoyuki.jp/
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