NAKAMOTO PERSONAL

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戦争はプラス

「戦争も時にはプラスに=ダライ・ラマ」(livedoor ニュース-時事通信)
 → http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1499671/detail?rd

  【エディンバラ19日】チベット自治確立運動の精神的指導者ダライ・ラマ14世(写真)は英エディンバラで開かれた倫理に関する討論会で、非暴力の大切さを説きながらも、「戦争も時にはプラスの結果をもたらすことがある」と逆説的な説法を展開した。

 ダライ・ラマは「第二次大戦や朝鮮戦争は膨大な破壊をもたらしたが、第二次大戦は西欧の価値観と文明を守り、朝鮮戦争は韓国の経済発展と民主主義を救った」と指摘した。

 ただし、「米軍のアフガニスタン攻撃とイラク戦争がプラスあるいはマイナスの影響をもたらしているかどうかを判定するのは時期尚早」と述べた。

 ダライ・ラマは、非暴力の重要さを繰り返し、「対話の技術と方法を発展させる必要性がある。問題に直面したとき、われわれがとるべき対応は対話による解決でなければならない」と力説した。〔AFP=時事〕


ダライ・ラマ14世はぼくの尊敬する宗教家の1人。 http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20050418
どこぞの安直な絶対平和主義者とは違う。

「第二次大戦や朝鮮戦争は膨大な破壊をもたらしたが、第二次大戦は西欧の価値観と文明を守り、朝鮮戦争は韓国の経済発展と民主主義を救った」

もちろん戦争によって失ったものは計り知れない。がしかし、同時に軍事技術を初めとして、戦争によって得たものも多いはずである。また、時には正当防衛・専守防衛など必要な戦いもあるはずである。

「米軍のアフガニスタン攻撃とイラク戦争がプラスあるいはマイナスの影響をもたらしているかどうかを判定するのは時期尚早」

これももっともで、イラクにはフセイン政権での圧政や人権蹂躙があった。また民族・宗教問題が複雑に絡み合っていて新聞やテレビの情報だけで軽々しく批判することなど出来はしない。


平和は絶対の善ではないし、戦争は絶対の悪ではない。
何事にも両面あって、良い面は悪い面にも通じるものである。


当たり前と言えば、当たり前のこと。
当たり前のことを当たり前に言えない世の中である。



チベットを知るために/人権問題』 http://www.tibethouse.jp/human_rights/index.html

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所』 http://www.tibethouse.jp/

『I Love TIBET! homepage…チベット・ポータル』 http://www.tibet.to/