NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

宇宙最初の光

「最初の星:137億年前の宇宙誕生直後の光検出 NASA」(毎日新聞)
 → http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20051104k0000m040032000c.html

 約137億年前の宇宙誕生直後に形成され、「宇宙最初の星」と呼ばれる一群の星から出たとみられるかすかな光の検出に成功したと、米航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙飛行センターのチームが、3日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

 こうした星は、大きさは太陽の100倍もあるが、ごく短命だったと考えられており、既存の望遠鏡での観測は無理。今回も光の発生源を直接特定することはできていないが、スピッツァー宇宙望遠鏡を使い、星が放出した赤外線を捕まえたという。

「宇宙最初の星:光をキャッチ−−NASAのチーム」(毎日新聞)
 → http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20051104ddm012040114000c.html


『宇宙の質問箱』(国立科学博物館) http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/vm/resource/tenmon/space/



 宇宙の年齢が六千年から一万二千年の間ではなく、八十億から百五十億年の間だとわかれば、宇宙の壮大さを改めて思い知らされるだろう。人間は神の創造物ではなく、原子で出来た複雑な組織だと認めれば、ともかくも原子に対する敬意が深まるのではないだろうか。今ではこの地球も、銀河系にある何十億もの惑星系の中の一つの惑星にすぎないことがわかっている。さらに宇宙には、銀河系以外にも何十億もの銀河がある。そうだとすれば、可能性は途方もなく広がるではないか。自分たちの祖先がサルの祖先でもあるとわかれば、ほかの生物との結びつきに目覚め、人類の本性についても考えが深まるだろう。――たとえそれが、あまり嬉しくない性質だったとしても。

―─ カール・セーガン『カール・セーガン 科学と悪霊を語る』


「1000万年前の類人猿化石発見 ケニアで下あご部分」(朝日新聞)
 → http://www.asahi.com/international/update/1103/008.html
「類人猿の共通祖先?ケニアで1千万年前の化石発見」(読売新聞)
 → http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20051029i305.htm