「清貧の思想」
「 日本にはかつて清貧という美しい思想があった。所有に対する欲望を最小限に制限することで、逆に内的自由を飛躍させるという逆説的な考えがあった。」(『清貧の思想』)
先週の中野孝次さんの訃報を聞いて以来、久しぶりに『清貧の思想』をめくっています。
「『清貧の思想』の作家中野孝次さんが死去」(朝日新聞)
→ http://www.asahi.com/obituaries/update/0722/001.html
「おくやみ 中野孝次氏=ドイツ文学者」(読売新聞)
→ http://www.yomiuri.co.jp/obit/news/20040722zz01.htm
「中野孝次氏が死去 79歳 「清貧の思想」でベストセラー 」(産経新聞)
→ http://www.sankei.co.jp/news/040723/dea016.htm
「訃報:中野孝次さん79歳=作家」(毎日新聞)
→ http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20040722k0000e060017000c.html
「 まことの人は、智もなく、徳もなく、功もなく、名もなし。誰か知り、誰か伝へん。これ得を隠し、愚を守るにはあらず。もとより、賢愚・得失の境にをらざればなり。」(『徒然草』)