NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

保守とは何か

現代日本人生活心得 五箇条の注文 迷信は重んずべし 正義の主張は犯罪と心得べし 頭の切換へは軽々に行ふべからず 流行語を用ゐるべからず 民は由(よ)らしむべし知らしむべからず ── 福田恆存『(福田恆存評論集〈第7巻〉常識に還れ』) 平成6年(1994)11…

鳩山陰謀論

www.sankei.com 信じやすい人というのは、奇妙なことがらを信じることに無上の喜びを見出すものだ。しかも、奇妙であればあるほど受け入れやすいときている。ところがそういう人は、平明でいかにもありそうなことがらは重んじようとしない。というのもそんな…

一日一言「正しい判断」

十一月十八日 正しい判断 物事をするときに正しい判断ができないのは、自分の損得を考えるからである。ちょうど物を見るとき光の前に立って、自分の影で暗くするようなもの。自分の利益のみを考えずに物事を行えば、たいがいのことにはまどわない。 我れとわ…

ユヴァル・ノア・ハラリをまだ読んでいない人に

toyokeizai.net 「愚者は体験に学び、余は歴史に学ぶ」 かつてビスマルクは「愚者は体験に学び、余は歴史に学ぶ」と言ったと伝えられています。もちろん、自分の肌で体験して得た知識は大事ですが、それだけに頼ると思わぬ判断ミスをする。やはり、賢者たら…

『戦争論』

戦争とは、他の手段をもってする政治の継続である。 ── クラウゼヴィッツ(『戦争論』)1831年11月16日 カール・フォン・クラウゼヴィッツ 没 『日本クラウゼヴィッツ学会』 http://www.clausewitz-jp.com/ 健康な人だけを研究して医学ができるわけはない。…

一日一言「天からのなぐさめ」

十一月十五日 天からのなぐさめ とうてい逃げられない困難で、不幸が長く続き、心も身も疲れはて、逃げる場所もかくれる場所もないと、人生の生きる生きる望みを失ったとき、心を落ちつけて、天を仰ぎ、心に念ずれば、どことなくなぐさめてくれる風がふいて…

JEFF LYNNE' ELO

rockinon.com tower.jp Jeff Lynne's ELO - From Out of Nowhere (Official Audio) Electric Light Orchestra - Mr. Blue Sky (Animated Video)エレクトリック・ライト・オーケストラ | ソニーミュージック オフィシャルサイト フロム・アウト・オブ・ノーウ…

清美するで!!

www.sankei.com清美するで! !出版社/メーカー: 電子本ピコ第三書館販売発売日: 1987/03/10メディア: 単行本この商品を含むブログを見る

一日一言「『義』と『恩』」

十一月十二日 「義」と「恩」 生きることを考えないことが勇気がある者と思うのは、生きることも勇気もわかっていないからである。生きるということは重いものと思わなければならない。しかし、生きることより大切なことは、義と恩である。義を尽くすことや…

一日一言「礼」

十一月十一日 「礼」 礼儀はその人の人格に対する尊敬の念から出るものだから、外見のみのものは、実質が伴わない虚礼であって、先方をあなどるようなものである。また、自分の利益のために尽くす礼はへつらいであって、財産の前にひざまずくようなものであ…

ベルクソン哲学における『時間』とは?

loohcs.jp 時間と自由 (岩波文庫)作者: ベルクソン,Henri Bergson,中村文郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2001/05/16メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 74回この商品を含むブログ (43件) を見る笑い (岩波文庫 青 645-3)作者: アンリベルクソン,林達夫…

『論理哲学論考』を5分で解説

loohcs.jp論理哲学論考 (岩波文庫)作者: ウィトゲンシュタイン,野矢茂樹出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2003/08/20メディア: 文庫購入: 29人 クリック: 278回この商品を含むブログ (201件) を見る論理哲学論考 (光文社古典新訳文庫)作者: ヴィトゲンシュ…

隣人愛について

たまにはニーチェ。 隣人よりも遠人。遠くの人を愛せ。かく語りき。 隣人愛について 諸君は隣人にむらがってそれに美名を与えている。だが言おう。君たちの隣人愛は、君たち自身をうまく愛することができていないということだと。 君たちはおのれ自身からの…

一日一言「口は禍のもと」

十一月七日 口は禍のもと 口は禍のもととは、古くからの格言であるが、たとえ自分を犠牲にしてでも、自分に確信があるのならば、言うべきことはいわなければならない。もし、確信を持てない言葉、ことに他人の身の上に関する言葉は、簡単に口に出すものでは…

「血液クレンジング」はなぜ倫理に反しているか

gendai.ismedia.jp

ニーチェとアドラーに学ぶ「多忙な人の深層心理」

urbanlife.tokyo

一日一言「富貴と貧」

十一月四日 富貴と貧 富と名声は人がみな望んでいることだが、まことの心をもってこれを得たのでなければ、意味のないことだ。貧しさといやしさは人が嫌うことだが、まことの心で得たものであれば、その富と名声は本当のものとなる。これは『論語』に学んだ…

『文化の日』

『文化の日』── 「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日。 では、その愛すべき“自由”とは何か? “平和”とは何か? そのすすめるべき“文化”とは、何か? 福田恆存、かく語りき。(『日本への遺言―福田恒存語録』より抜粋) 自由とは何か。 【自由】 自由といふ…

神よ。わが青春を愛する心の死に至るまで衰へざらんことを。

元より人間は思ひ通りに生活できるものではない。愛する人には愛されず、欲する物は我が手に入らず、手の中の玉は逃げだし、希望の多くは仇夢(あだゆめ)で、人間の現実は概ねかくの如き卑小きはまるものである。けれども、ともかく、希求の実現に努力する…

「ああ、これが死神か」

togetter.com www.yamareco.com

他人を解放せよ

「こころすべきは、ゆめゆめ他人の精神を自分の限界のなかに閉ぢこめてしまはないことだ。他人を解放せよ。そしてぼく自身をきみたちの眼から解放してくれたまへ。」── 福田恒存(『否定の精神』)福田恆存評論集〈第16巻〉否定の精神作者: 福田恆存出版社/…

一日一言「かしこき聖旨」

十月三十日 かしこき聖旨 明治二十三年の今日は、教育勅語が発布された日である。学校を出てしまえば、勅語を聞く機会も少なくなるが、老いも若きも、男も女も国民はときどきこの趣旨を心にとどめて実行したいものである。 父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋…

スパイク・ジョーンズ監督による「最も記憶に残るMV」

rockinon.com ウィーザー、ビョークなどスパイク・ジョーンズ監督による「最も記憶に残るMV」を英メディアが紹介 (2019/10/27) 洋楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

読書週間

『公益社団法人 読書推進運動協議会』http://www.dokusyo.or.jp/ あつちへ行つてくれ。 小説を読むなら、勉強して、偉くなつてから、読まなければダメですよ。陸軍大将になつても、偉くはない。総理大臣になつても、偉くはないさ。偉くなるといふことは、人…

立志尚特異

彼は多くの企謀を有し、一の成功あらざりき。彼の歴史は蹉跌の歴史なり。彼の一代は失敗の一代なり。然りといえども彼は維新革命における、一箇の革命的急先鋒なり。もし維新革命にして云うべくんば、彼もまた伝えざるべからず。彼はあたかも難産したる母の…

一日一言「人生の新陳代謝」

十月二十六日 人生の新陳代謝 いつも正しくきちんとして進んでいくものは、年令である。これだけは若い者が年寄りおを追いこすことはできない。そのほかのことでも不変のものばかりとは言えない。昨日まで身分の高い役人であっても、今日になれば、その職を…

TAROUPHO

足穂の日。 私は、私を動かしているものを信じている。けれども、我をして世に勝たしめ給えなど云って、そのものに祈願している訳ではない。何故なら、私が若(もし)そんなお祈りをやったら、同様な事を願っている人が彼方にも此方にもある筈だから、修羅道…

一日一言「人の恩」

十月二十四日 人の恩 忘れがちなのは、人から受けた恩である。自分が人のためにしたことは、少しであっても大きなものと思いがちである。人が自分のためにしたことは大きなものであっても、小さなものとしか思わないから、他人の薄情なことをうらんで、自分…

“夏彦翁”

平成14年(2002年)10月23日 山本夏彦 没 安直な“正義”を嫌い(“茶の間の正義”)、徹底して“偽善”と戦い続けた、稀代の名コラムニスト。 曰く、 およそ天下に五枚で書けないことはない。 ── (『「豆朝日新聞」始末』)人は、親しみと尊敬の念を込め“夏彦翁”…

中也忌

思へば遠く来たもんだ十二の冬のあの夕べ港の空に鳴り響いた汽笛の湯気(ゆげ)は今いづこ 雲の間に月はゐてそれな汽笛を耳にすると竦然(しようぜん)として身をすくめ月はその時空にゐた それから何年経つたことか汽笛の湯気を茫然と眼で追ひかなしくなつ…