君子欲訥於言、而敏於行
机の前の“日めくり論語”。
今日は12日。
「君子は言葉に訥(とつ)にして 行いに敏(びん)ならんと欲す」
子曰、君子欲訥於言、而敏於行
(子曰わく、君子は言に訥にして、行いに敏ならんと欲す)
── 里仁第四
子はのらす言葉すくなく行ひの 敏(さと)き人こそ君子なりけれ
君子たる者は、口を重くして訥弁でもいいが、実践においては敏速でありたいと思う。言葉の軽い者は訥を志して慎み、実践の遅い者は、敏をもって励ますことを心掛ける。
君子たるもの「口よりも手を動かせ」、と。
『會津藩校日新館』 http://www.nisshinkan.jp/
- 作者: 松平容頌,土田直鎮
- 出版社/メーカー: 三信図書
- 発売日: 2008/05
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
ある旅人を評して曰く、
沈黙を守っているひとには、だれもが、尊敬の念をおぼえるものです。たくさんのことを知っていそうだし、なにより、とびっきりかっこいい生き方をしていそうだから、です。
── (『ムーミン谷の仲間たち』)