NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

「死ぬ前に後悔する7つのこと」

「死ぬ前に後悔する7つのこと」(IRORIO
 → http://irorio.jp/jpn_manatee/20131221/97312/

自分の人生が残りわずかになったとき、後悔しない人は珍しい。一度きりの人生を多くの後悔と共に終えないために、海外サイト「Lifehack」の記事「死ぬ前に後悔する7つのこと」を紹介したい。


1.世間の目を気にせずに生きるべきだった

大学に行き、就職をして、結婚をして子供が生まれて、郊外にでも家を購入し……。世間一般的には順風満帆と呼べる人生だ。しかし、幸福の形は人それぞれ。型にはまってしまったことを後悔しないように生きるべきだ。


2.人生の目的をもっと早くに見つけていたら…

目的のない人生は、自分の人生とは言えない。人生の目的を手に入れたら、短い時間でも多くのことを成し遂げられるのだから。


3.もっとリスクを負うべきだった

慎重で安全第一なのは悪いことではない。ただし、時に目的を遂げる妨げになってしまう。
多くの成功者たちは、大きなリスクに挑んだおかげで現在の地位を得ているのだ。


4.もっと自分を気遣うべきだった

健康で幸せに長生きをするには、自分を気遣うことが必要だ。食生活に気を使い、運動をして、仕事をし過ぎないこと。


5.もっと人を愛してやるべきだった

経験や出来事は、時に人を皮肉にしてしまう。そして、傷つくことを恐れて周りとの関係を絶ってしまうのだ。いいときにも悪いときにも支えてくれる人がそばにいることは幸せだ。人から愛され、人を愛し、楽しい思い出を作るべきだ。


6.もっと多くの人に関わるべきだった

どれだけ多くの人の記憶に残れたのか。時に人を助けるのは自分自身を満たすためでもある。


7.もっとよいパートナー/親であるべきだった

死に面し家族のことを考えると、「もっと多くの時間を家族と過ごすべきだった」と悔やむ人は多い。家族に愛していると伝えるだけでもいい。

安吾、後悔を語る。

 愚かと云えば常に愚かであり又愚かであった僕である故、僕の生き方にただ一つでも人並の信条があったとすれば、それは「後悔すべからず」ということであった。立派なことだから後悔しないと云うのではない。愚かだけれども、後悔してみても、所詮立直ることの出来ない自分だから後悔すべからず、という、いわば祈りに似た愚か者の情熱にすぎない。

 ──

 僕は自分の愚かさを決して誇ろうとは思わないが、そこに僕の生命が燃焼し、そこに縋すがって僕がこうして生きている以上、愛惜なくして生きられぬ。僕の青春に「失われた美しさ」がなく、「永遠に失われざるための愚かさ」があるのみにしても、僕も亦、僕の青春を語らずにはいられない。即ち、僕の青春論は同時に淪落りんらく論でもあるという、そのことは読んでいただけば分るであろう。

── 坂口安吾(『青春論』)

堕落論 (角川文庫クラシックス)

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