NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

休日は本屋


気になるものが数冊。

「広辞苑」の罠 歪められた近現代史(祥伝社新書)

「広辞苑」の罠 歪められた近現代史(祥伝社新書)

数学序説 (ちくま学芸文庫)

数学序説 (ちくま学芸文庫)

世界の夢の本屋さん3

世界の夢の本屋さん3

あくびはどうして伝染するのか 人間のおかしな行動を科学する

あくびはどうして伝染するのか 人間のおかしな行動を科学する

明治めちゃくちゃ物語 維新の後始末 (新潮新書)

明治めちゃくちゃ物語 維新の後始末 (新潮新書)

英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄(祥伝社新書)

英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄(祥伝社新書)


本ばかりも買っていられないので、、、2冊だけ購入。

何となくもやもやしていた事を文章化してくれていた。


政治思想を食で見抜く
フード左翼(自然食、ベジタリアン、有機野菜、ビーカン、スローフード運動、ミネラルウォーター、地産地消、マクロビオテック、ファーマーズマーケット)
フード右翼(メガフード、ジロリアン遺伝子組み換え作物、牛丼つゆだく、ファストフード、水道水、B級グルメ、ジャンクフード、コンビニ)

── 帯より(『フード左翼とフード右翼』

はじめての道徳教科書

はじめての道徳教科書

 かつて日本においては、少なくとも小学生から中学生くらいまでは素晴らしい日本人や、見習うべき大人の話ばかりを教えていました。そのおかげで、子供たちは良いイメージができるようになったのです。このことが道徳教育において大切なのです。
 伝記というのは誇張された部分があることも確かですが、大筋においては正確に書かれいるものです。とくに年代や実績などについては、史実に基づいて記されています。一方で、何かを決心したときの心の動きだとか、あるいは父や母との別離の様子といった人間的な部分については、ある意味では誇張されているものもあります。逆に言えば伝記の面白さはそこにあるのです。
 なにせ、読み進むうちに、このような人物になりたい、このような仕事をしてみたいと思わせてしまうのですから、その影響力やたいしたものです。伝記というのはそれぐらい価値があるものなのです。
 伝記を読んで感奮すると、その偉人に一歩近づくことになります。さまざまな伝記を読んでいると、その中に必ず自分に合っていると思うものが出てきます。同じ感動の仕方でも、これは他のものとちょっと違うという伝記が現れるのです。そしてこれが、だんだん自分の人生の理想、生きる目標となっていくのです。

── 渡部昇一『はじめての道徳教科書』