NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

Me again.

「10倍の早さで老いていく“早老症”『死ぬのは怖くない。でも…』14歳の少年が生きる過酷な現実」(IRORIO)
 → http://irorio.jp/eika_k/20130830/75324/

 世界でも珍しい病気と闘う14歳の少年の現状をアメリカの複数のメディアが伝えている。

 過酷な現実に立ち向かっているのはインドに住むAli Hussain Khanくん。彼は人の10倍早く年を取る病気、早老症を患っており、彼の兄弟達も同じ病気で亡くなっている。だが、Aliくんは生きる希望を捨てていない。

 「僕は生きたいと強く望んでいます。病気が改善する薬がほしいです。死ぬのは怖くないけど、両親がとても苦しんでいます。両親のために僕は少しでも長く生きたい。これ以上、両親を苦しめたくないです」と彼は語っている。

 32年前、いとこ同士だった両親は見合い結婚した。8人の子どもにめぐまれたが、5人が早老症を持って生まれ、12歳や24歳の若さで亡くなっている。病気を持たずに生まれたのは2人の姉妹だけだ。世界で80例しか報告されていない病気のため、病院でも長らく原因がわからなかった。「もしそれが遺伝的な病気で、生まれた子どもを苦しめる可能性があると医師から言われていれば、私たちはそれ以上子どもを作らなかったでしょう」と 父親のNabi Hussain Khanさんは言う。

 早老症には複数の種類があるが、Aliくん兄弟の症例はハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群と言われるもの。生まれてすぐは健康に見えても、生後18か月から24か月で多くの症状が現れ始め、民族的背景が異なる患者でもみな非常に似た外見を持つ。病気特有の外見がいじめの対象となりAliくんは学校をやめた。今は両親とともに慈善団体のサポートを受けている。

 「この人生はとっても孤独です」と彼は言う。4年前に同じ病気だった兄が亡くなって以来、彼の孤独感は増している。だが「僕と同じような人がいるかはわかりませんが、また同じような人と仲良くなれたらいいと思うし、きっとそんな僕を兄は誇りに思ってくれるだろうと思います」。 彼は早老症の定例会には喜んで参加しているという。


プロジェリアを初めて知ったのは、10年前のテレビ番組でのアシュリー・ヘギ。
彼らの生き様を見る限り、プロジェリアは身体だけで無く、精神の成長も我々の10倍早い。

「初めてあった人にはこう説明するの。」

「私はプロジェリア。」

「病気の一つで、人にはうつらなくて、生まれつきの病気。」

「髪の毛は抜けてしまった。」

「でも、頭に浮き出た血管をからかう人には、こう言うわ。」

「『あなたの頭にも、同じ血管があるのよ』ってね。」


「もし生まれ変わるとしたら?」との問いに、

"I probably say. Me again."

── アシュリー・ヘギ


「サイエンスミステリー『それは運命か奇跡か!? DNAが解き明かす人間の真実と愛』」(フジテレビ)
 → http://www.fujitv.co.jp/sciencemystery/chap4.html
 → http://www.fujitv.co.jp/sciencemystery/chap_dna2_4.html
 → http://www.fujitv.co.jp/sciencemystery/chap_dna3_4.html
 → http://www.fujitv.co.jp/sciencemystery/chap_dna4_4.html
 → http://www.fujitv.co.jp/sciencemystery/chap_dna5_4.html
 → http://www.fujitv.co.jp/sciencemystery/chap_dna6_4.html
 → http://www.fujitv.co.jp/sciencemystery/chap_dna7_3.html


アシュリー ~All About Ashley~

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プロジェリア症候群 - Wikipedia』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%82%A2%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4


アシュリーはニーチェである。

 人間における偉大さを言い表す私の定式は運命愛である。すなわち、人が何事をも別様に持とうと欲しないこと、前方においても背後においても、あらゆる永遠にわたって欲しないことである。必然的なことを単に耐え忍ぶではなく、まして、隠すのではなく─ いっさいのイデアリスムスは必然的なものの前では虚偽である ─、それを愛することである。

── フリードリヒ・ニーチェ(『この人を見よ』)