50 Lessons That Moomins Can Teach You About Life
「人生についてムーミンが教えてくれること50」(Pouch)
→ http://youpouch.com/2013/06/03/122991/
トーベ・ヤンソンさん著『ムーミン』シリーズは、コビトカバによく似た妖精ムーミン・トロールとその家族、そしてムーミン谷に住む人々を描いた、今なお世界中にファンを持つ大人気小説です。
そんな『ムーミン』シリーズは、子供向けの小説ではあるものの、その内容は哲学的で詩的な展開が多く、時折子供には理解しがたい「不条理」な描写も頻繁に登場します。
今回ご紹介するのは、海外サイト『BuzzFeed』に掲載されていた、人生について「ムーミンが教えてくれること50」です。
- 相手がどんな人物であろうと、いつだって同じように温かく迎え入れ、歓迎するべし。
- ひとりでやっていく方法を知ることは、誰かと上手くやっていく方法を知ることと同じくらい大切だ。
- ガールフレンドを称賛する術は、絶対に知っておくべきである。
- なにかを信じるとき、それが真実かどうか知る必要はない。
- いつもの食事と美しい花(ムーミン家の場合はミルク、バラの花、ロールパンそしてベリー)は、久しぶりの帰宅を祝うのに最適なごちそうであり演出だ。
- 人は時に、理由は無くとも、沈黙と孤独を必要とするものだ。
- 「奇妙だ」「変わっている」とあなたに感じさせる人物であっても、いつかその人があなたにとって有益な存在になり得るかもしれない。
- 家を暖かく保ち、なおかつお腹を満たしてくれる人々こそ、称賛されるに値する。
- 中に何が入っているのか予測がつかない不可解なパッケージの物体には、最大限の注意を払うべし。
- 罰を与えることが、子供たちを大人しくさせる唯一の方法ではない。
- あなたが女性に感銘を与えたいのであれば、どこかへ行く際にボートを使うのが、最も良い選択である。
- 泣くという行為は、ときにあなたを成長させてくれる。
- 人生には時折、友人たちと話すことを必要とする場合がある。
- 人は「自由」と「やるべきこと」のバランスを保たなければならない。
- 長い旅への出発は、夜がベスト。
- 発見は、世界で4番目に最高の体験である。
- どんな状況下においても、大抵それに見合うぴったりの1曲を用意することができる。
- 調和することは、最も重要なことではない。
- 誰でも時々、良い物語を聞く時間が必要。
- 意味などない場合もあるのだから、感情とは実に難しいものである。
- 家族全員が眠っているときに起きてしまうと、全く楽しくない。自分の問いかけに対し誰も返事をしてくれない、という状況はむしろ恐怖である。
- 人の感情は他人がどうすることもできない。
- 家族に対してなんらかの秘密を持ち続けるのは、非常に難儀である。
- 最高の帽子、それはシルクハットである。
- 一緒に過ごす人次第で、夜という時間は恐怖にもなり得るし、魅惑的にもなり得る。
- 水は「飲む」目的だけでなく、あらゆる点において、非常に重要な資源。
- 人生における山・谷すべてが、その人をかたち作っている要素である。
- ただあなたがそこにいることが、誰かを安心させていたりするもの。
- あらゆる生命が眠る冬は、4つの季節の中で最も厳しい。
- だがしかし、雪はファンタスティックである。
- お金のある人は時々、あなたに「何をすべきか」意見することがある。
- リトル・ミィができることは大概、あなたもできること。
- 自分が自分らしくあることは、時折、大変困難だ。
- 皆、自分より小さいものを守る義務がある。
- パンケーキを愛する人ならば、それが多少焦げていても許してくれるだろう。ジャムさえ添えられていれば、ね。
- 常に「今」を生きるべし。
- 答えを知ることよりも、少しの謎があったほうが心地よいこともある。
- あなたを愛している人は、あなたが不器用か否かなんて、全く気にしません。
- 人は大概、自らの「行き過ぎた行為」とその結果生まれた現在との因果関係を、しっかり認識しているものである。
- 大抵のことは、ムーミンママがどうにかしてくれる。
- 必要なのは、友達だけだ。
- 人は皆、暖かさと灯りを求めている。
- そこに少しでも自然がある限り、あなたは決して退屈しないだろう。
- 集めるという行為は、所有するという行為よりも、ずっと楽しいことである。
- たまには自然に立ち返ってみるのも悪くない。
- どんなに小さくても、人には怒る権利がある。
- あなたが正しい行動をとってさえいれば、どんなに嘆かわしい出来事が起こったとしても、それほど悲しいと思わなくなるはずだ。
- 世界は、往々にして美しい。
- 幸せになるために、途方もない計画を立てる必要はない。
- 終わりは始まりである。
いかがでしたか? 思わずドキッとし、その後深く考えさせられるセリフが数多く登場する『ムーミン』シリーズから学べること……ちょっぴり、いや大いに気になりますよね。これを機に、もう一度、『ムーミン』シリーズをじっくりと読み返してみるのもいいかもしれませんね。
『50 Lessons That Moomins Can Teach You About Life』 http://www.buzzfeed.com/summeranne/50-lessons-that-moomins-can-teach-you-about-life?utm_source=feedly
(いいひとだけど、ほかのひとのことを、てんで気にもとめないような友だちは、ぼくは、いらない。自分で自分がいやにならないようにするためにいいひとでいるような友だちも、いらない。こわがりの友だちも、いらない。けっしてこわがらなくて、思いやり深いひとが、いい。)
── ホムサトフト(『ムーミン谷の十一月』)
- 作者: トーベ・ヤンソン,ユッカ・パルッキネン,Tove Jansson,渡部翠
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/09/18
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