ドーナツのパラドクス
「神の領域に踏み入れたミスタードーナツはまさに禁断の果実『なるほど これがドーナツの法則が崩れた瞬間か』」(ロケットニュース24)
→ http://rocketnews24.com/2013/04/29/323138/
「ミスドのドーナッツが美味しくなったと話題に/実際に食べてみたら本当だった!」(Pouch)
→ http://youpouch.com/2013/04/28/118083/
「油が変わった『ミスド』にネットで大絶賛 『味全然ちがいます』『前よりあっさり、しっとり』」( J-CASTニュース)
→ http://www.j-cast.com/2013/04/26174109.html?p=all
最後にドーナツを食べたのはいつだろう。
こんなに話題になると食べてみたいが、変わる前の味を覚えていない事に気が付いた.....。
ところでドーナツの穴は存在するのか、存在しないのか。
存在しないことによって存在する、ドーナツのパラドクス。
ドーナツは奥が深い?
ドーナツの穴は食べられるか!?
人は永遠に真理を探すが、真理は永遠に実在しない。探されることによつて実在するけれども、実在することによつて実在することのない代物です。真理が地上に実在し、真理が地上に行はれる時には、人間はすでに人間ではないですよ。人間は人間の形をした豚ですよ。真理が人間にエサをやり、人間はそれを食べる単なる豚です。
── 坂口安吾(『余はベンメイす』)