NAKAMOTO PERSONAL

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Unknown Legend

「全財産を売り払った女性、ハーレー・ダビッドソンで世界中を周る旅へ」(らばQ)
 → http://labaq.com/archives/51502637.html

 人の数だけ生き方がありますが、年齢を重ねると多くの場合は保守的になっていくものです。

 それが一生に一度の大冒険ともなれば、そう簡単に出来るものではありません。

 イギリスで62歳の女性が、ハーレー・ダビッドソンで世界を周ることに決め、そのために家を売ることにしたそうです。


 まずその年齢に驚き、大型のバイクに驚き、そして家まで売却する思い切りの良さに驚く、3拍子そろった行動に出たのは、イギリスに住むスー・オーグレイディさん(62歳)。

 スーさんは20万ポンド(約2600万円)の家を売りに出し、その費用を元手に10年間、愛車のハーレーで世界を探索する旅に出ると言います。

 彼女は最後の1円まで使い切って人生をフルに生きようと考えたそうで、当然家族は心配をしているようです。

 家族の不安をよそに、彼女は「みんな私をクレイジーだと言うけど、人生は一度きりなの、私はチャンスがあるうちに最高の人生を描きたいだけ」と伝えています。

 もともと美容師をしていたスーさんは、20年も住んできた家を売ることに何の不安をも感じていないそうです。そして長く住んできた家に愛着はあるものの、きっとハーレーに対しては、さらに愛着が湧くだろうと語っています。

 家を売ることで、8〜10年くらいの世界を旅する資金になればと考えているようです。

 今までにも愛車のハーレーで、イギリスやヨーロッパなどを仲間たちと10万マイル(約16万km)ほど走行しており、家が売却できればすぐにでも出発する意向で、すでにアメリカ、南米、中近東にいるハーレー仲間からアドバイスを受けてルートをプランニング中だとのことです。

 ハーレーにまたがり世界を旅する……。

 言葉にするのは簡単ですが、もっと世界を見たいと渇望し実現しようとする情熱と行動力には恐れ入ってしまいます。

 なかなか踏み切れないことが多いことを思うと、「人生は一度きり」という彼女の言葉に重みを感じますね。

 Biker, 62, to sell up and travel the world

格好良い.....。
まさにそのままニール・ヤングの『アンノウン・レジェンド』。

 昔ダイナーでウェイトレスをしていた彼女
 あんな素敵な女を見たのは初めてだった
 俺があの見せに通ったのは
 軽やかに動き回るその姿を見たかったから
 ちっぽけな田舎町に育った彼女
 でも一生そこに居着く気はなかった
 あちこちに流れていた親父と同じように
 彼女も旅に出て行った


 遠い砂漠のハイウェイを
 ハーレーにまたがって彼女は駆ける
 金色の長い髪を風に踊らせ
 これまでの人生の半分を走り続けてきた
 彼女の愛馬は
 黒光りするクロームと頑丈な鉄のボディ
 あの娘の発散するやさしい雰囲気と
 およそ似つかわしくないのさ


 しっかりつかまっていなきゃ振り落とされるぜ
 人生はなまやさしくはないさ
 彼女の生きた青春は知る人ぞ知る伝説の物語
 今は二人の子の世話をしながら
 魔法の王子様のキスを待ち焦がれる彼女
 いつもどこかを遠く見ているような
 あの夢見る瞳は今も彼女のもの


 遠い砂漠のハイウェイを
 ハーレーにまたがって彼女は駆ける
 金色の長い髪を風に踊らせ
 これまでの人生の半分を走り続けてきた
 彼女の愛馬は
 黒光りするクロームと頑丈な鉄のボディ
 あの娘の発散するやさしい雰囲気と
 およそ似つかわしくないのさ

Unplugged

Unplugged